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カラヴァッジオの本邦初年度産駒が誕生

  • 2024年03月21日
  • カラヴァッジオの本邦初年度産駒
    カラヴァッジオの本邦初年度産駒
  • 父に似たバランスの良い馬体が特徴
    父に似たバランスの良い馬体が特徴
  • JBBA静内種馬場で繋養されるカラヴァッジオ
    JBBA静内種馬場で繋養されるカラヴァッジオ

 公益社団法人日本軽種馬協会(河野洋平会長理事、以下JBBA)が昨年、新ひだか町静内田原にあるJBBA静内種馬場に導入したカラヴァッジオの日本での初年度駒が誕生した。

 本邦初年度産駒は2月9日に新ひだか町静内田原にある静内山田牧場で生まれた鹿毛の牝馬。母はスマートアクシスで、祖母の半姉には2011年のフィリーズレビュー(G2)で3着のエーシンハーバー、一族には2021年のフリゼットS(G1)、スピナウェイS(G1)、BCジュヴェナイルフィリーズ(G1)、2023年のバレリーナH(G1)などを制覇したエコーズルー、2020年のHアレンジャーケンズS(G1)などを制覇したエコータウン、2017年のゴーサムS(G3)、ウィザーズS(G3)3着のジェイボーイズエコーなどがいる。出生予定日より3週間以上遅れての出産となったが、母仔とも健康な毎日を送っているという。

 母仔を管理する山田大貴さんは「脚を確認したときにしっかりしてるという印象を持ちました。3週間ほど遅れたので大きく生まれてきましたね。カラヴァッジオは去年導入された種牡馬のなかでも一、二を争う存在。オーナーも期待されている種牡馬なのでオーナーが考えて配合されました。私も期待している種牡馬ですので、今年は自分の繁殖にも種付けする予定です。このまま順調に成長してまた取材を受けられるような競走馬になって、立派な成績を残してお母さんとして牧場に帰ってきてくれたらうれしいです」と話した。

 待望の本邦初年度産駒の誕生には、父カラヴァッジオを管理する遊佐繁基場長も視察。「待ちに待った第一号です。父に似た感じでバランスが良く短いところで走りそうなイメージがありますね」と満足していた。

 明けて10歳になったカラヴァッジオは芦毛の米国産馬。父はスキャットダディ、母はメッコホクテ、母の父はホーリーブルという血統で、現役時代は、2016年のフィーニクスS(G1)、コヴェントリーS(G2)、2017年のコモンウェルスC(G1)、フライイングファイヴS(G2)、ラッケンS(G3)など短距離重賞競走を制覇し、10戦7勝3着1回の成績を残した。

 現役引退後の2018年に愛国で種牡馬入り。その後、豪州、米国で供用され、2023年からJBBA静内種馬場で種牡馬生活を送っている。

 初年度産駒がデビューした2021年には欧州ファーストクロップリーディングサイアーのタイトルを獲得。代表産駒には2022年のジャンプラ賞(G1)、2021年のチヴァリーパークS(G1)などを制覇したテネブリズム、2023年のチヴァリーパークS(G1)などを制覇したポルタフォルチュナ、2023年のダイアナS(G1)などを制覇したホワイトビーム、2021年の愛デビュターントS(G2)などを制覇したアガルタ、2022年の独2000ギニー(G2)などを制覇したマルジューム、2023年のチップチェイスS(G3)などを制覇したタイバーフロー、2022年のスノーフェアリーS(G3)などを制覇したヴィアレッジオ、2023年の阪急杯(G3)などを制覇したアグリ、2023年のATCカーバインクラブS(G3)などを制覇したザフォーチュンテラー、2023年のラホヤH(G3)などを制覇したマルチーズファルコンなどがいる。

 昨年度の種付頭数は128頭。6月までに続々と産駒が誕生する予定だ。2023年度の種付条件は、受胎確認後支払300万円で10月31日期限払い、流死産時又は産駒死亡時(生後30日以内)種付料返還特約付きとなっている。