馬産地ニュース

ひだか馬の絵コンテスト入賞作品展示

  • 2024年02月06日
  • ひだか馬の絵コンテスト入賞作品展示会
    ひだか馬の絵コンテスト入賞作品展示会
  • 大賞を受賞した「にこりとな!」
    大賞を受賞した「にこりとな!」
  • 会場では入賞作品12点が展示される
    会場では入賞作品12点が展示される

 1月31日、苫小牧市柳町にあるイオン北海道イオンモール苫小牧2階フードコートブリッジにおいて、令和5年度ひだか馬の絵コンテスト入賞作品展示会が始まった。

 ひだか馬の絵コンテストは、馬産地で暮らす子どもたちに、馬の絵を描いてもらうことで、馬への親しみや関心を持ってもらうとともに、子どもたちの描いた馬の絵の展示をすることで、地域の住民により馬を身近に感じ、地域の馬文化を育てていくことを目的としたイベント。北海道日高振興局が主催しており、2004年から開催している。20回の節目を迎えた今回のコンテストには、日高管内と東胆振(苫小牧市、白老町、厚真町、安平町、むかわ町)の小学校から134点の応募があった。

 集まった作品は、新道展会員の田中郁子さんを審査委員長に、北海道日高振興局の生田泰振興局長、浦河第一中学校の下重美加紗美術教諭、北海道新聞社浦河支局の加藤敦支局長、ひだか東農業協同組合の桑田美智代代表理事組合長、JRA日高育成牧場の浮島理場長、日高信用金庫の川村学常勤理事の7人が審査。馬のかわいらしさ、馬の力強さ、馬の美しさ、馬のたくましさ、馬のやさしさなど、馬の魅力が十分に表現されているかを総合的な視線で審査し、合議によって大賞1点、優秀賞5点、入賞6点の合計12点を選んだ。

 大賞に選ばれた「にこりとな!」は、日高町立厚賀小学校2年の小林寧々さんの作品。さくらをバックに馬を真っ黒に描きながらも、フロッタージュ技法を用いて目を描いたり、歯や歯茎も描くユーモラスなところがあるインパクト十分な作品となっている。

 イオンモール苫小牧2階フードコートブリッジの会場では、大賞に選ばれた「にこりとな!」を含む入賞作品12点を展示。児童の力作に足を止め、鑑賞する買い物客の姿があった。

 イオンモール苫小牧2階フードコートブリッジは2月6日11時まで。そのあとは、日高町富浜にある門別温泉とねっこの湯1階ロビーにおいて2月6日15時から2月13日11時まで、平取町本町にあるふれあいセンターびらとり1階オールシーズンパークにおいて2月13日15時から2月20日11時まで、新冠町中央町にあるレ・コード館1階集いの広場において2月20日14時から2月27日11時まで、新ひだか町静内末広町にあるイオン静内店1階フリースペースにおいて2月27日13時から3月5日11時まで、2月19日、3月3日に北海道との包括連携協定に基づき、コープさっぽろ店舗内(しずない店、パセオ堺町店、様似店、えりも店)にて展示される。また、各会場ではコンテストで入賞した12作品を掲載した2024年ひだか馬の絵カレンダーも枚数限定で無料配布される。