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テーオーケインズがアロースタッドにスタッドイン

  • 2023年12月19日
  • スタッドインしたテーオーケインズ
    スタッドインしたテーオーケインズ
  • 元気いっぱいでアロースタッドに到着した
    元気いっぱいでアロースタッドに到着した
  • シニスターミニスターの後継種牡馬として期待は大きい
    シニスターミニスターの後継種牡馬として期待は大きい

 12月10日午前9時ころ、新ひだか町静内田原にあるアロースタッドに、2024年から種牡馬として新たに供用を開始するテーオーケインズが、元気な姿でスタッドインした。

 テーオーケインズのスタッドインには、アロースタッドの岡田隆寛代表取締役や松木優場長をはじめとしたスタッフ、事務局の株式会社ジェイエスの矢野亨憲専務取締役や職員、報道陣らが出迎え。獣医師によるメディカルチェックや身体測定を見守り、無事の種牡馬入りを確認すると安堵の表情を見せた。

 日高町福満にあるヤナガワ牧場の生産馬になるテーオーケインズは牡6歳の栗毛。父はシニスターミニスター、母はマキシムカフェ、母の父はマンハッタンカフェという血統で、おばには2016年のレディスプレリュード(Jpn2)などを制覇したタマノブリュネット、近親には2012年の関屋記念(G3)や京成杯オータムH(G3)で3着になったスピリタス、一族には2001年のオークス(G1)、2003年の中山牝馬S(G3)、府中牝馬S(G3)などを制覇したレディパステル、2022年のシンザン記念(G3)などを制覇したマテンロウオリオンなどがいる。

 現役時代のテーオーケインズは、小笹公也氏が所有、栗東の高柳大輔厩舎が管理し、競走成績は25戦10勝2着3回3着4回。2021年のアンタレスS(G3)で重賞初制覇を飾ると、続く帝王賞(Jpn1)でノンコノユメ、オメガパフューム、チュウワウィザード、ミューチャリー、カジノフォンテン、マルシュロレーヌ、ダノンファラオなどの猛者を相手に3馬身差を付け、破竹の3連勝で夏のダートチャンピオンに輝いた。1番人気に推された2021年のチャンピオンズC(G1)は、チュウワウィザード、インティ、サンライズノヴァ、メイショウハリオ、カジノフォンテン、カフェファラオ、ソダシ、ケイティブレイブ、ダノンファラオといったトップホースを相手に6馬身差で圧勝。文句なしの活躍でJRA賞最優秀ダートホースを受賞した。

 2022年はサウジアラビアから帰国初戦の平安S(G3)を制覇すると、秋には盛岡競馬場で行われたダート競馬の祭典、JBCクラシック(Jpn1)に優勝。本年12月のチャンピオンズC(G1)がラストランになり、12月8日付けでJRAの競走馬登録が抹消された。

 テーオーケインズの父であるシニスターミニスター導入の中心人物でもあった岡田代表取締役は「シニスターミニスターは来年21歳と高齢になりますので、良いタイミングでテーオーケインズを後継種牡馬として迎え入れることができました。体高も父とほぼ同じの165cm。すらっとした体型もシニスターミニスターがアロースタッドにきたときとそっくりです。父は4年目くらいで幅のある身体つきになったのでテーオーケインズも同じようになるとおもいます。6馬身差で勝ったチャンピオンズC(G1)は本当に強い競馬でしたし、あれがこの馬の持っているポテンシャルを思う存分発揮できたレースでした。来年からダート路線も整備されますので活躍する産駒を送り出してほしいです」と話した。

 2024年の種付料は受胎条件250万円(フリーリターン対象)になっている。