BOKUJOB北海道地区意見交換会が行われる
12月13日、公益社団法人競走馬育成協会、公益社団法人日本軽種馬協会 、一般社団法人日本競走馬協会 、公益財団法人軽種馬育成調教センター、JRA日本中央競馬会の5団体で構成される牧場就業促進事務局(BOKUJOB事務局)は、新ひだか町吉野町にある静内エクリプスホテル2階エクリプスホールにおいて、BOKUJOB2023北海道地区意見交換会を開催した。
意見交換会にはBOKUJOB事務局を構成する各団体の担当職員、牧場の人事担当者や採用担当者、教育機関の職員などのほか、オンラインでも担当者が出席。意見交換会の開催に先立ち、和田信也公益社団法人競走馬育成協会副会長理事は「日ごろより、北海道のみなさまにおかれましては、BOKUJOBへのご理解、多大なご協力をいただいていることに対しまして感謝申し上げます。また、本日はご多忙のなか、足元の悪いなか、ご出席いただきましてありがとうございます。BOKUJOBの活動は今年で15年目を迎えました。おかげさまで、この活動に対する認知度は、ひじょうに高くなってきております。コロナ明けの今年につきましては、各地でいろいろなイベントを開催しましたが、たくさんの方がBOKUJOBを目的に、会場に足を運んでいただきました。一例といたしまして、今年6月に4年ぶりにメインフェアを東京競馬場で開催しましたが、東北や九州は奄美からきてくれた生徒さんもいました。たいへんたくさんの方がメインフェアにきてくださってビックリしました。これも長年にわたる、みなさまのBOKUJOBの広報に関してのご尽力いただいた賜物と、改めて感謝申し上げます。来年もコロナ禍で中断していた活動の再開も含めて、いろいろなところに出向いて行って、たくさんの若者が牧場の仕事に目を向けてくれるような取り組みを進めてまいります。また一方で、コロナの間に活動が制限されて、代わりの策としてウェブ上でいろいろな取り組みを行ってきました。こちらのほうも、たくさんの方が利用されています。必要なものは継続していこうと考えております。ただ、経費や人手にも上限がありますので、取捨選択をしてできるだけ効率的に、効果的な活動をしていきたいと考えております」とあいさつした。
意見交換会では事務局が、メインフェアの実施状況、サポートデスク実施概要、体験イベント実施概要、研修促進イベント概要、Web相談会実施概要、Webフェア実施概要や各イベント参加者のアンケート結果などの2023年の活動状況、採用実績(BOKUJOBを通じた直接採用)、BTC育成調教技術者研修やJBBA生産育成技術者研修の状況、2024年活動計画(案)などを説明。さらに牧場で働こう体験会の受け入れ牧場、BOKUJOB.comへの求人情報掲載、Web相談会への参加、BOKUJOBブログの開設についての協力を促した。