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ノーザンホースパークでドゥラメンテ展開催

  • 2023年10月13日
  • 1月8日まで開催される「ドゥラメンテ展」
    1月8日まで開催される「ドゥラメンテ展」
  • 貴重な栄光記念品が展示されている
    貴重な栄光記念品が展示されている
  • ノーザンホースパーク内にあるホースギャラリー
    ノーザンホースパーク内にあるホースギャラリー

 9月2日から苫小牧市美沢にあるノーザンホースパークにおいて、ホースギャラリー特別展「ドゥラメンテ展」が始まった。期間は2024年1月8日まで。

 ホースギャラリー特別展「ドゥラメンテ展」は、2015年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選出されたドゥラメンテが獲得した記念品を展示。ノーザンファームが所蔵する第75回皐月賞(G1)のゼッケンや優勝メダル、第82回日本ダービー(G1)の優勝ゼッケンや優勝トロフィー、優勝メダル、サンデーレーシングが所蔵する第82回日本ダービー(G1)の優勝馬着、優勝蹄鉄、2015年JRA賞最優秀3歳牡馬記念トロフィー、社台スタリオンステーションが所蔵するドゥラメンテが種牡馬時代に使用した頭絡など、貴重な品々が飾られている。

 ドゥラメンテは父がキングカメハメハ、母がアドマイヤグルーヴ、母の父がサンデーサイレンスという血統。2012年3月22日に安平町早来源武にあるノーザンファームで生まれた。

 現役時代のドゥラメンテは、サンデーレーシングが所有、美浦の堀宣行厩舎が管理し、競走成績は9戦5勝2着4回。2014年に10月にデビューした。2015年の皐月賞(G1)は上り3ハロン最速の33.9秒の末脚を発揮し、リアルスティール、キタサンブラック、クラリティスカイ、サトノクラウン、ダノンプラチナといった同世代のトップクラスを相手に1.58.2のタイムでゴールを駆け抜け1冠目を獲得。1番人気に推された日本ダービー(G1)は、サトノラーゼン、サトノクラウン、リアルスティール、キタサンブラックなどを相手に、ダービーレコードとなる2.23.2のタイムで1着となり堂々と2冠目を手にした。

 けがのため4歳で現役を引退し、2016年から社台スタリオンステーションで種牡馬入り。日本競馬屈指の名牝出身であり、5頭の日本チャンピオンサイアーの血が流れているころから、種牡馬としての成功が約束されていたが、初年度産駒がデビューした翌2021年夏に、急性大腸炎を発症し9歳の若さで死亡した。残した産駒はわずか5世代だが、初年度産駒からは2021年の菊花賞(G1)、2022年の天皇賞(春)(G1)、2022年の宝塚記念(G1)などを制覇したタイトルホルダー、2年目産駒からは2022年の桜花賞(G1)、2022年のオークス(G1)などを制覇したスターズオンアース、2022年のJBCレディスクラシック(Jpn1)などを制覇したヴァレーデラルナ、3年目産駒からは、2022年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)、2023年の桜花賞(G1)、2023年のオークス(G1)などを制覇したリバティアイランド、2023年のNHKマイルC(G1)などを制覇したシャンパンカラー、2022年のホープフルS(G1)などを制覇したドゥラエレーデと、すでに6頭のチャンピオンホースを送り出している。