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JRA日本中央競馬会のセプテンバーセール購買馬が宮崎育成牧場に移動

  • 2023年10月10日
  • 13,200,000円(税込)で購買したミキノセレナーデ2022
    13,200,000円(税込)で購買したミキノセレナーデ2022
  • 9,900,000円(税込)で購買したスターローズ2022
    9,900,000円(税込)で購買したスターローズ2022
  • 4頭積みでJRA宮崎育成牧場へ移動
    4頭積みでJRA宮崎育成牧場へ移動

 9月22日、JRA日本中央競馬会が北海道セプテンバーセールで購買した1歳馬が、宮崎県宮崎市にあるJRA宮崎育成牧場へ移動した。

 JRAは9月19日、20日、21日に新ひだか町静内神森にある北海道市場を会場に開催された北海道セプテンバーセールにおいて、16頭(牡12頭、牝4頭)を総額142,120,000円(税込、以下同)で購買。16頭のうち、13,200,000円で購買したビッグアーサー産駒の牡馬ミキノセレナーデ2022、5,500,000円で購買したアルアイン産駒の牡馬モエレメルシー2022、9,900,000円で購買したルヴァンスレーヴ産駒の牝馬スターローズ2022、7,700,000円で購買したディーマジェスティ産駒の牝馬リアハッピー2022の4頭がJRA宮崎育成牧場で育成調教されることになった。

 4頭は北海道市場内にある馬積み下ろし場に集合。マイクロチップによる個体識別を終えると前脚に保護用のバンテージを巻いて、宮崎行きの馬運車に乗り込んだ。

 4頭を積んだ馬運車は函館へ向かい、フェリーで青森県に移動。陸路で新潟競馬場へ向かい一泊した後、25日早朝、JRA宮崎育成牧場に到着した。

 JRAによる今年の1歳市場での購買は北海道セプテンバーセールで終了。2022年産のJRA育成馬は、九州1歳市場、八戸市場、セレクトセール、北海道セレクションセール、北海道サマーセール、北海道セプテンバーセールで購買した74頭(牡37頭、牝37頭)に、JRA日高育成牧場生産のJRAホームブレッド8頭(牡5頭、牝3頭)を加えた82頭(牡42頭、牝40頭)になった。

 82頭のうち、JRA宮崎育成牧場では、九州1歳市場購買馬2頭(牡0頭、牝2頭)、八戸市場購買馬2頭(牡1頭、牝1頭)、北海道セレクションセール購買馬6頭(牡4頭、牝2頭)、北海道サマーセール購買馬6頭(牡3頭、牝3頭)、北海層セプテンバーセール購買馬4頭(牡2頭、牝2頭)、JRAホームブレッド2頭(牡1頭、牝1頭)の合計22頭(牡11頭、牝11頭)を繋養し、来年のJRAブリーズアップセールでの売却へ向け厳しい調教を課していくという。

 4頭の積み込みに立ち会った水上寛健JRA宮崎育成牧場業務課診療防疫係長は「どれもいい馬で期待しています。到着後はすでに在厩している育成馬と一緒に昼夜放牧をして環境に慣らしていき、到着した週から騎乗馴致をはじめていきます。10月からは本格的なトレーニングを開始して来年のブリーズアップセールではいい形でお披露目できるようにしたいです。みなさまから愛されるような馬をつくっていきたいですね」と話した。

 JRA宮崎育成牧場では毎年22頭ほどを管理。少数精鋭ではあるが、JRA宮崎育成牧場のJRA育成馬からは、2001年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)、2001年の小倉2歳S(G3)などを制覇し2001年度JRA賞最優秀2歳牝馬に選出されたタムロチェリー、2021年の北九州記念(G3)などを制覇したヨカヨカ、2023年のブリーダーズゴールドC(Jpn3)、2022年のクイーン賞(Jpn3)などを制覇したテリオスベルなど、数多くの活躍馬を送り出している。