馬産地ニュース

胆振軽種馬農業協同組合 中・西部振興会の競馬観戦バスツアーが行われる

  • 2023年08月16日
  • 苫小牧市発着のバスツアー
    苫小牧市発着のバスツアー
  • 夕食は競馬場名物のとねっこジンギスカン
    夕食は競馬場名物のとねっこジンギスカン
  • 第11競走では協賛競走が実施された
    第11競走では協賛競走が実施された

 8月10日、白老町社台の胆振軽種馬農業協同組合 中・西部振興会(薦田英樹会長)は、ホッカイドウ競馬の令和5年度第9回門別競馬3日目が行われた、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、「ホッカイドウ競馬2023グランシャリオナイター ナイター競馬観戦バスツアー」を開催した。

 胆振軽種馬農業協同組合 中・西部振興会が主催、胆振軽種馬農業協同組合が後援するバスツアーは、ホッカイドウ競馬の支援と新規ファンの獲得を目的に2009年から実施。新型コロナウイルス感染症拡大の影響から2020年から休止していたため、今年は4年ぶりの開催となる。

 2019年までは千歳市発着と苫小牧市発着だったが、今年は苫小牧市発着に限定。ツアーには、このツアーの再開を首を長くして待ち望んでいたリピーターや苫小牧市民や千歳市民のほか、札幌市、恵庭市、栃木県などから、20代から70代までの老若男女41人が参加したという。

 JR苫小牧駅北口などから貸し切りバスに乗り込んだツアー一行には、競馬専門紙を無料配布。門別競馬場では場内のサマーハウスで門別競馬場名物の「とねっこジンギスカン」に舌鼓を打ちながら、競馬実況アナウンサーとして日本各地の競馬場で活躍する古川浩アナウンサーらのレース予想に耳を傾けた。

 この日は第11競走で胆振軽種馬農業協同組合 中・西部振興会協賛競馬ほのぼの観戦ツアー特別を実施。表彰式では栃木県から参加した倉持玲央さんがプレゼンターを務め、協賛競走に優勝したラッキーホープを所有する林正夫氏、管理する小国博行調教師、騎乗した石川倭騎手ら関係者に副賞を贈呈した。

 プレゼンターを務めた倉持さんは「いまはなくなってしまいましたが高崎競馬場に親族や親せきが競馬関係に携わっていたということもあって、ツアーには北海道旅行がてらに参加させていただきました。プレゼンターを務めるのは、おそらく人生で最初で最後になるとおもいますので良い経験になりました。ありがとうございました」と話した。

 4年ぶりの開催になったツアーについて、薦田会長は「わたくし自身も会長に就任してはじめてツアーに参加しました。コロナが明けてこのツアーが開催できてほんとうに良かったとおもいます。参加者のみなさまにおかれましては初心者の方も多く、みなさんそれぞれ、競馬や馬券を楽しんでいらっしゃる様子でよかったです。地元のホッカイドウ競馬を少しでも盛り上げられればとおもいますのでできるかぎり協力していきたいです」と振り返った。