門別競馬場でびらとりDay
8月2日、ホッカイドウ競馬の令和5年度第8回門別競馬第5日目が行われた、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、びらとりDayが開催された。
びらとりDayは、平取町、平取町軽種馬生産振興会などによる協賛イベント。平取町の基幹産業のひとつである競走馬生産や平取町の名産品、観光施設などをPRすることを目的に、2016年から行われている。
8回目を迎えた今年は、第1競走で平取中応援ファンファーレ賞、第2競走でびらとり黒豚賞、第5競走でびらとり和牛賞、第6競走でサマーセール平取産馬応援賞、第7競走で協賛競走平取町軽種馬生産振興会賞、第9競走でびらとり奉納花火実行委員会協賛びらとり奉納花火賞、第10競走で義経神社協賛平取町「義経神社」賞、第11競走でびらとり農業協同組合協賛JAびらとりニシパの恋人賞、第12競走で平取町協賛平取町長杯「平取すずらん」特別と、全12競走のうち9競走で協賛競走や平取町に由来した名前の競走を実施。各競走の発走前には、場内のモニターやゴール板前の大型ビジョン、ネット中継で、競走名に関連する平取町の名産や観光、軽種馬についての映像を放映しPRに努めた。
当日は競馬場の入場門(とねっこゲート)において、先着500人に「和牛カレー」または「トマトジュース」が当たる抽選会を実施。とねっこ広場では(一社)ウレシパによる伝統工芸品のPR及びアイヌ工芸品の販売、びらとり農業協同組合によるニシパの恋人トマトジュース、びらとりカレーの販売、びらとり和牛サイコロステーキの販売などの物販ブースも出店された。競馬場には平取町軽種馬生産振興会の会員や平取町民などが足を運び、ホッカイドウ競馬を楽しんだ。
また、表彰式会場では、平取中学校吹奏楽部の生徒が、第10競走の本馬場入場後にマツケンサンバを演奏。メインの第12競走ではファンファーレの生演奏が行われ、息の合った音色を夏の夜空に響かせた。
協賛競走では平取町軽種馬生産振興会の船越伸也会長や平取町の遠藤桂一町長、びらとり農業協同組合の仲山浩代表理事組合長などが表彰式に出席。優勝馬の関係者に副賞を贈呈した。