馬産地ニュース

平取町で第7回「びらとり馬の絵コンテスト」表彰式

  • 2023年08月07日
  • 表彰された4人の受賞者
    表彰された4人の受賞者
  • 挨拶する船越伸也平取町軽種馬生産振興会会長
    挨拶する船越伸也平取町軽種馬生産振興会会長
  • ふれあいセンターびらとりに展示された作品
    ふれあいセンターびらとりに展示された作品

 8月1日、平取町軽種馬生産振興会(船越伸也会長)は、平取町本町にあるふれあいセンターびらとり1階において、第7回びらとり馬の絵コンテストの表彰式を行った。

 びらとり馬の絵コンテストは、平取町内の小学生を対象に、「馬」の絵の制作を通じて馬への親しみや関心をもってもらい、作品を公共施設等にて展示することにより、地域住民に広く観てもらい、平取町の「馬」に関わる地域文化の定着を図る目的で2017年から実施。主催は平取町軽種馬生産振興会で、平取町、平取町教育委員会、びらとり農業協同組合、日高軽種馬農業協同組合、ホッカイドウ競馬(北海道軽種馬振興公社)が後援している。第7回を迎えた今年は、4月27日から6月22日まで作品を募集し、76作品の応募があったという。

 コンテストでは、振興会長、町長、教育長、JAびらとりが審査員となり、76作品から10点の入賞作品を選定。入賞作品10点を含めた全76点の作品は、7月25日から8月1日まで、ふれあいセンターびらとり1階に展示された。

 平取町軽種馬生産振興会会長賞、平取町長賞、平取町教育賞、JAびらとり賞の受賞者や船越会長、平取町の遠藤桂一町長、平取町教育委員会の松田拓美教育長、びらとり農業協同組合の仲山浩代表理事組合長、受賞者の家族らが出席表彰式で船越会長は「本日は表彰式にお集まりいただき、ありがとうございます。受賞された4名のみなさん、おめでとうございます。この馬の絵コンテストは、馬産地である平取町に、馬の絵を通じて馬への親しみを持ってもらおうと開催しています。7回目を迎えた今年は76点の応募がありました。どの作品も素晴らしいものでしたが、とくに優れた4点を選びました。平取町軽種馬生産振興会会長賞を受賞した作品は、画用紙いっぱいに大きく描かれた馬の表情が素晴らしく、選びました。これを機会に、地域の基幹産業である軽種馬というものに、少しでも興味をもっていただけたら、うれしいです。また、明日は門別競馬場でびらとりDAYがあり、平取中学校の生徒さんの吹奏楽の演奏や生ファンファーレの演奏があります。門別競馬場は今年から、馬場の砂を外国産の白い砂に換えて、ナイター競馬がとても映える、と評判になっています。JRAの札幌シリーズも開催中ですし、ぜひ、この機会に足を運んでいただけたら幸いです。簡単ではございますが、表彰式開催にあたってのあいさつにさせていただきます」とあいさつした。

 続いて平取町軽種馬生産振興会会長賞を受賞した「おどろいた馬」を描いた平取小学校5年生の赤石龍司さんは船越会長が、平取町長賞を受賞した「親子」を描いた振内小学校4年生の富田実央さんは遠藤桂一町長が、平取町教育賞を受賞した「空を見ている馬」を描いた平取小学校5年生の平脇愛理さんは松田拓美教育長が、JAびらとり賞を受賞した「2とうの馬」を描いた振内小学校2年生の八田幸信さんは仲山浩代表理事組合長が表彰。受賞者には賞状のほか、びらとり温泉宿泊券、QUOカードなどの賞品が贈呈された。