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イーストスタッドが一般見学を開始

  • 2023年08月07日
  • 一般見学を開始したイーストスタッド
    一般見学を開始したイーストスタッド
  • 日本ダービー(G1)をレースレコードで制覇したロジャーバローズ
    日本ダービー(G1)をレースレコードで制覇したロジャーバローズ
  • 新種牡馬のマスターフェンサー
    新種牡馬のマスターフェンサー

 8月1日、浦河町西幌別にあるイーストスタッドは、本年の一般見学を開始した。

 イーストスタッドは1991年に町内にあった東部種馬センター、西幌別種馬センター、浦河スタリオンセンターなどを統合する形で設立。過去には日本ダービー馬のメイショウサムソン、ディープスカイ、二冠馬ミホシンザン、皐月賞馬アンライバルド、菊花賞馬オウケンブルースリ、JRA賞年度代表馬タイキシャトル、テイエムオペラオー、英ダービー馬エルハーブ、ブレイヴェストローマン、ラシアンルーブル、オジジアン、デインヒル、スピニングワールド、マリエンバード、ラストタイクーンなど、国内外のトップホースを数多く繋養してきた。

 本年は目黒記念(G2)とAJCC(G2)に優勝したキングオブコージ、2017年のジャパンダートダービー(Jpn1)を制してNARグランプリ年度代表馬及び3歳最優秀牡馬に選出されたヒガシウィルウィン、ケンタッキーダービー(G1)で直線で上がり3ハロン最速の末脚を披露して日本調教馬で最高着順となる6着で入線を果たしたマスターフェンサー、ダートグレード競走で活躍したノボバカラを新たに加えたほか、再入厩のホッコータルマエ、日本ダービー(G1)レコード勝ちのロジャーバローズ、青葉賞(G2)レコード勝ちのアドミラブル、インカンテーション、ヴァンゴッホ、エイシンヒカリ、オーヴァルエース、グァンチャーレ、サブノジュニア、サンライズソア、スマートオーディン、ダノンレジェンド、ダンカーク、ハッピースプリント、マジェスティックウォリアー、ルックスザットキル、キタノコマンドール、バンブーエール、サングラスなどを繋養し800頭以上の種付け頭数を記録した。

 イーストスタッドの見学は10時から11時。ほかのスタリオン施設とは違い午前中の見学になるため、基本的に放牧地での見学になる。訪れた来場者は放牧地図を目安にお目当ての種牡馬の放牧地を目指し、のんびりと草を育む姿を撮影した。

 見学期間は8月1日から10月31日まで。見学希望者は、1.代表者氏名、2.見学日、3.人数、4.連絡先(携帯電話番号)をイーストスタッド公式ツイッターのダイレクトメッセージまたは電話で申し込む必要がある。

 イーストスタッドでは「見学当日は見学者用駐車場に10時までに集合してください。近隣の牧場は見学が許可されていません。入場受付するまで駐車場で待機ください。当日の天候や仕事の都合等により急遽見学中止となることがあります。変更がある場合は見学予約者に直接連絡します。見学用地図は予約時に電子配布しているので、そちらをご利用ください。場内で傘(含日傘)の使用は禁止しています。雨天時はカッパ等をご利用ください」としている。