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JRA日高育成牧場でジョッキーベイビーズ北海道地区代表決定戦が行われる

  • 2023年08月04日
  • 全国大会の切符を手にした八嶋志有歩さん
    全国大会の切符を手にした八嶋志有歩さん
  • 7人が参加した北海道地区決定戦
    7人が参加した北海道地区決定戦
  • 波乱の決着となった代表地区決定戦
    波乱の決着となった代表地区決定戦

 7月30日、浦河町西舎にあるJRA日高育成牧場において、全国ポニー競馬選手権「第13回ジョッキーベイビーズ」北海道地区代表決定戦が行われた。

 「全国ポニー競馬選手権ジョッキーベイビーズ」は全国各地で乗馬に励んでいる子どもたちにとっても夢の舞台。全国各地で行われる地区代表決定戦・選考会を経て地区代表となったちびっ子ジョッキー達が、東京競馬場の芝コースを舞台に日本一を目指して白熱したレースを繰り広げるもので、2009年から行われている。第13回を迎える今年は10月8日、第4回東京競馬第2日最終レース後に芝コース直線400mで開催予定となっている。

 北海道地区代表決定戦は、7月29日、30日に開かれた「うらかわ馬フェスタ2023」の2日目に開催。北海道在住の小学校5年生から中学1年生の7人が参加した。

 7人は抽選により3人と4人に分かれて予選を実施。予選はダート直線200mで行われ、各予選の上位2人が決勝に進み全国大会への切符を争った。

 予選第1戦は4人で行われ、牝6歳の櫻姫に騎乗した有限会社チェスナットファーム所属、小学6年生の大池由起菜さんが1着。2着には牝6歳のロビンに騎乗した浦河ポニー少年団所属、小学5年生の鈴木優雅さんが入った。

 予選第2戦は3人で行われ、騙5歳のジローに騎乗したモモセライディングファーム所属、中学1年生の大垣奈々さんが1着。2着には牝7歳のメイに騎乗した株式会社加藤ステーブル所属、中学1年生の八嶋志有歩さんが入った。

 地区代表決定戦は直線200mで行われ、櫻姫に騎乗した大池さんが1位入線したが、審議の結果、フライングにより失格。2位入線のメイに騎乗した八嶋さんが繰り上がり1着となり、北海道地区代表に決まった。

 八嶋さんには浮島理JRA日高育成牧場場長が「第13回全国ポニー競馬選手権ジョッキーベイビーズ」招待状のパネルを贈呈。初出場で北海道地区代表となった八嶋さんは「スタートも上手にできて、普段通り真っ直ぐ走れました。全国大会の時も今日みたいに上手に乗れるよう引き続き練習をしていきたいです」と話した。