馬産地ニュース

アロースタッドが一般見学を開始

  • 2023年07月27日
  • 見学時間は15時から16時。期間は11月15日まで
    見学時間は15時から16時。期間は11月15日まで
  • 新種牡馬のステルヴィオ
    新種牡馬のステルヴィオ
  • 見学申し込みは二十間道路牧場案内所となる(10月31日まで)
    見学申し込みは二十間道路牧場案内所となる(10月31日まで)

 7月16日、新ひだか町静内田原にあるアロースタッドは、本年の一般見学を開始した。

 本年の見学期間は11月15日まで。時間は15時から16時となっている。見学時には二十間道路牧場案内所で申し込みが必要になる(15時45分まで。11月以降は二十間道路牧場案内所閉館のため直接訪問)。

 アロースタッドは1982年9月に設立された日本を代表する大型スタリオン施設。古くはアンバーシャダイ、タマモクロス、ホリスキー、タイキシャトル、メジロライアン、ブライアンズタイム、ラムタラ、ワイルドラッシュなどの種牡馬を繋養してきた。2023年はアスクピーターパン、ウォータービルド、エポカドーロ、カデナ、カリフォルニアクローム、サンライズノヴァ、シニスターミニスター、シャンハイボビー、ジャンダルム、スズカコーズウェイ、ステルヴィオ、セイウンコウセイ、ダノンプレミアム、ダンスディレクター、ディーマジェスティ、トウケイヘイロー、トランセンド、ドリームバレンチノ、ナカヤマフェスタ、ビッグアーサー、フィレンツェファイア、ヘンリーバローズ、ミュゼスルタン、モズアスコット、ヤマカツエース、ラニ、リーチザクラウン、レッドベルジュール、ワンダーアキュート、ワールドエースを繋養し、1200頭以上の種付頭数を記録した。来年からは新たにファストフォースも種牡馬生活を送ることが決まっている。

 見学開始2日目、三連休の最終日となった17日は、天候に恵まれたこともあり、多くの競馬ファンが来場。二十間道路入口にある二十間道路牧場案内所で申し込みを済ませると、アロースタッド向かいにある見学者駐車場にレンタカーなどを駐車して、お目当ての種牡馬と対面した。

 アロースタッドでは「咳の症状のある方、発熱中の方、その他突発的に健康に不安のある方、体調のすぐれない方は入場をお断りします。見学の際は、他の来場者との距離をとり、譲り合って見学ください。見学不可の場所(厩舎内等)に絶対に立ち入らないで下さい。牧場スタッフは来場者との接触を控えさせていただきます。場内のトイレはお貸しできません。二十間道路牧場案内所でお済ませの上ご来場ください。子供連れの方は、子供が大声を出して走り回らないよう注意して下さい。見学マナー厳守。15時になるまでは車内や路肩で待機すること。カメラのフラッシュ厳禁。場内での傘(含む日傘)厳禁。スマホの自撮り棒の使用禁止」と注意を呼び掛けている。