函館競馬場で競馬法100周年特別展示
7月1日、JRA北海道シリーズが開催されている函館市駒場町にある函館競馬場において、競馬法100周年特別展示~勝馬投票100年の歩み~が始まった。期間は7月16日まで。
この特別展示は、競馬法100周年記念事業として実施。令和5年(2023年)は、大正12年(1923年)に競馬法が制定されてから100周年を迎えることから、競馬や勝馬投票券の歩みを振り返り、ファンへ感謝の気持ちを伝える記念事業のひとつになる。
スタンド3階特設会場では、「日本競馬の父」と称される安田伊左衛門の尽力により、1923年に競馬法が制定され馬券発売が復活したこと、手渡し発売時代の勝馬投票風景、枠連しかない時代に登場した単枠指定制度、中央競馬の成長と2回の競馬ブーム、馬券発売額のギネス記録、新馬券の発売とナイスネイチャが広告塔になったワイドと3連単、2016年からはじまった海外馬券の発売、馬券発売黙認時代や全国各競馬倶楽部で発売された華やかなデザインの勝馬投票券などの貴重なレア勝馬投票券コレクション、手売りから場外馬券発売所のオープン、自動発売機の登場、電話投票スタート、マークカード導入、PAT方式運用開始、インターネット投票登場、全競馬場とウインズにおける全競走の馬券発売開始、スマッピー投票、UMACA投票の登場といった勝馬投票の進化、2023年から始まったUMACAポイントサービス、JRAレース映像のネットライブ配信のほか、DAIGO氏、土屋伸之氏、菅井友香氏、浅田次郎氏、馳星周氏、つの丸氏といった著名人の私流馬券の流儀、クリストフ・ルメール騎手やダミアン・レーン騎手といった外国人騎手から見た日本の競馬文化をパネルで展示。近代競馬の発展とともに進化していった勝馬投票券の歴史を年表で振り返られるようになっている。
函館競馬場では7月1日と2日に、競馬法施行100周年記念として、場内に記念スタンプ台を設置した競馬法100周年記念スタンプラリーも開催し、抽選で豪華景品をプレゼント。Welcomeチャンスでは競馬法100周年特別版として抽選でオリジナル今治タオルハンカチやオリジナルQUOカードをプレゼントした。