ひだかうまキッズ探検隊がライディングヒルズ静内で乗馬体験
6月24日、新ひだか町教育委員会が主催し一般社団法人umanowaが企画・運営する「ひだかうまキッズ探検隊2023」は、新ひだか町静内真歌にある乗馬施設「ライディングヒルズ静内」において乗馬を体験した。
ひだかうまキッズ探検隊は、新ひだか町在住の小学3年生から6年生を対象とした、馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」取り組み。本年で7年目を迎える。年10回のプログラムを予定しており、今回は今年最初のプログラム。「うまとたくさんふれあって、うまと仲良くなろう!」をテーマに14人のキッズが集まった。
ライディングヒルズ静内は、2001年10月にオープン。馬とのふれあいや乗馬を通じての情操教育、障がい者の体験乗馬による心身の機能回復、健康づくりや生涯学習、後継者育成など、教育・保健・福祉の向上に貢献する社会教育施設として管理運営している。普段は体験乗馬、乗馬レッスン、トレッキングなどを楽しむことができるほか、町内の小中学校を対象にしたポニー体験乗馬や体験乗馬、ライディングヒルズ静内の設置目的や施設、馬の体の特徴や習性、馬の食べ物の説明、手入れ体験ができる馬のお仕事体験、ボロ取り、寝藁上げ、飼い葉桶洗いなどができる厩舎作業体験、ポニー馬車乗車、牧草やニンジンをあげるえさやり体験、施設内に掲示してある馬に関するクイズに答えてライディングヒルズ静内特製シールがプレゼントされるうまうまクイズ、うま缶バッチつくりなど、新ひだか町の特色である「うま」に関する体験や学びを通して故郷への愛着と誇りを育むイベントも受け入れている。
この日はライディングヒルズ静内で繋養されるビワハヤヒコ、七一郎、チョコタンの3頭を用いての乗馬を屋内運動場で体験。常歩での発進、停止、パイロンで設置されたコースのスラローム、長い棒が置かれた狭いコースを歩いて、馬上からの輪投げとバスケットボールのゴールを見立てたネットへのシュート練習を楽しんだ。
乗馬を楽しんだ後は乗せてもらったお礼を兼ねて、ビワハヤヒコ、七一郎、チョコタンの手入れを体験。毛ブラシや根ブラシ、うらほりを使って優しく語りかけながら汚れやほこりを取り除いた。
乗馬や手入れを終えたキッズは騎乗した馬の名前や特徴、性格、好きな食べ物を記入してイラストを完成。「馬に乗れて最高でした!」、「また馬に乗りたいです」、「またライディングヒルズに遊びに来たいです」と笑顔で振り返った。