馬産地ニュース

ひだかうまキッズ探検隊2023の開講式が行われる

  • 2023年06月13日
  • ファイルを手に笑顔を見せるひだかうまキッズ探検隊2023
    ファイルを手に笑顔を見せるひだかうまキッズ探検隊2023
  • 探検隊の活動は今年で7年目を迎えた
    探検隊の活動は今年で7年目を迎えた
  • 企画運営する一般社団法人umanowaの糸井いくみ代表
    企画運営する一般社団法人umanowaの糸井いくみ代表

 6月6日、新ひだか町教育委員会が主催し、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowaが企画・運営する「ひだかうまキッズ探検隊2023」の開講式が、新ひだか町古川町にある新ひだか町公民会2階研修室において開催された。

 ひだかうまキッズ探検隊は、馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」取り組み。日高管内のさまざまな馬に関わる場所へ行き、自分の目で見て知ることができるプログラムで2017年から行われている。参加資格は小学校3年生から6年生。7年目を迎えた今年は、18人が入隊した。

 開講式には18人の隊員と隊員の保護者が出席。隊員は自分に名札を作成し、保護者へは年間プログラムの説明などが行われた。また、隊員にはプログラムで使用するバインダーが、イオン静内店(磯村博康店長)からプレゼントされた。

 糸井いくみ代表は「競馬が好きな子もいれば馬に乗るのが好きな子、馬と触れ合うことが好きな子もいます。馬を通していろいろな子がここに今日、集まりました。みんなそれぞれ、興味があるもの、興味がないものがあるとおもいますが、毎回、どこかに行くたびに、ひとつでも多く今まで知らなかったことを知って、いろいろなことを吸収してほしいとおもいます」とあいさつ。一堂に会した隊員たちは「好きな食べ物はマンゴーです」、「好きな食べ物はメロンです」、「焼肉が好きです」、「好きな馬はタイトルホルダーです」、「好きな馬はフランケルです」、「イクイノックスが好きです」などと自己紹介した。

 ひだかうまキッズ探検隊2023のプログラムは全10回を予定。6月から来年1月までに、新ひだか町静内真歌にあるライディングヒルズ静内、新冠町明和にあるビッグレッドファーム、調教育成技術者を養成している浦河町西舎にあるBTC軽種馬育成調教センター、札幌記念(G2)などが行われる札幌市中央区にある札幌競馬場、新ひだか町静内真歌にある矢野牧場といった生産牧場、新ひだか町静名田原にあるアロースタッド、新ひだか町静内目名にあるレックススタッドといったスタリオン施設、国内で唯一サラブレッド生産をする高等学校として知られる新ひだか町静内田原にある北海道静内農業高等学校、引退競走馬が暮らす日高町緑町にあるひだか・ホース・フレンズ、ホッカイドウ競馬の舞台として知られる日高町富川駒丘にある門別競馬場、馬の病気を治療する新ひだか町静内目名にあるイノウエ・ホース・クリニック、北海道の在来種であるどさんこが暮らす新ひだか町静内御園にある北海道大学北方生物圏フィールド科学センター静内研究牧場などの見学を計画している。