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ホッカイドウ競馬の田中淳司調教師が1,600勝達成

  • 2023年04月25日
  • 厩舎スタッフとともに喜んだ口取り写真
    厩舎スタッフとともに喜んだ口取り写真
  • 1,600勝のゴールはストライクリッチ
    1,600勝のゴールはストライクリッチ
  • インタビューに答える田中淳司調教師
    インタビューに答える田中淳司調教師

 4月20日、日高町富川駒丘にある門別競馬場で開催されているホッカイドウ競馬グランシャリオナイターの令和5年度第1回門別競馬2日目第1競走において、ストライクリッチが1着となり、管理する田中淳司調教師は1,600勝を達成した。

 ホッカイドウ競馬における1,600勝は、現役調教師では堂山芳則調教師、角川秀樹調教師に続き3人目。通算7,772戦目での達成となった。

 田中調教師に区切りの勝利をプレゼントしたストライクリッチは、父がアメリカンファラオ、母がオピュレンス、母の父がジャイアンツコーズウェイという牡4歳。(株)NICKSの所有馬、浦河町にある三嶋牧場の生産になる。鞍上は所属騎手の服部茂史騎手。田中厩舎にとっては今年の初勝利でもあった。

 記念すべき勝利の口取り写真には、服部騎手のほか、所属騎手の岩橋勇二騎手、落合玄太騎手や厩舎スタッフも参加。指揮官の快挙を厩舎一丸でよろこんだ。

 田中調教師は「本当は去年のうちに達成したかったという気持ちがあったんですけど、それでも、こうやって開幕週に達成できたのは、ありがたいですし、うれしいです。はっきりとした目標はありませんが、今年もより多くの重賞を勝ったりとか、他場で勝ちたいなとおもいます」とコメント。ホッカイドウ競馬を応援する多くのファンに対しては「今年のホッカイドウ競馬も面白い競馬を提供していきたいとおもいますので、今後ともホッカイドウ競馬を応援のほど、よろしくお願いいたします」と話した。

 田中調教師は1972年3月16日生まれの51歳。2006年に調教師免許を取得。2007年4月18日の門別競馬第2競走においてジョウクリスタルで初出走。翌19日の門別競馬第5競走のアイファーダイオーで初勝利をあげた。2015年に102勝をあげ、初のリーディングトレーナーを獲得。以降、2022年まで8年連続でリーディングトレーナーに輝いている。昨年はホッカイドウ競馬で144勝を記録し、自らが保持するホッカイドウ競馬におけるシーズン最多勝記録を更新。重賞競走はハッピースプリントによる2013年の全日本2歳優駿(Jpn1)、2013年の北海道2歳優駿(Jpn3)、メイショウアイアンでの2020年の北海道スプリントC(Jpn3)、ローズジュレップでの2016年の兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)、コーラルツッキーでの2019年のエーデルワイス賞(Jpn3)、ミータローでの2013年の北海優駿、モエレビクトリーでの2012年の道営記念、レオニダスでの2013年の道営記念、グランプリブラッドでの2015年の道営記念など77勝を記録している。