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ホッカイドウ競馬で五十嵐冬樹厩舎が初勝利をあげる

  • 2023年04月25日
  • 五十嵐冬樹厩舎の初勝利となったラトラパンテ
    五十嵐冬樹厩舎の初勝利となったラトラパンテ
  • 厩舎スタッフとよろこぶこの日が40歳の誕生日の岩橋勇二騎手
    厩舎スタッフとよろこぶこの日が40歳の誕生日の岩橋勇二騎手
  • 初出走から4戦目での初勝利だった
    初出走から4戦目での初勝利だった

 4月20日、日高町富川駒丘にある門別競馬場で開催されている2023年度のホッカイドウ競馬グランシャリオナイター、令和5年度第1回門別競馬2日目第3競走において、1番人気に支持されたラトラパンテが1着となり、管理する五十嵐冬樹厩舎は、調教師として初勝利を記録した。

 この日が40歳の誕生日となる岩橋勇二騎手を鞍上に迎え、サラブレッド系3歳条件未勝利の1,000mのレースに、9頭立ての大外8番枠から発走したラトラパンテは、道中3番手を追走。4コーナーで先頭に並びかけると、直線では外から力強く伸び、最後は2着以下を3馬身突き放して堂々とゴール板を駆け抜けた。

 五十嵐厩舎に初勝利をプレゼントしたラトラパンテは、父がリオンディーズ、母がマーキークラブ、母の父がクロフネという牝の3歳。坂東正積氏の所有馬、平取町にある坂東牧場の生産馬で、このレースがデビュー戦だった。五十嵐厩舎にとっては4月19日の第4競走の初出走から4戦目での初勝利となった。

 レースを調教師席から見守っていた五十嵐調教師は「4コーナーでドキドキして、乗り役のときとは違った感覚がこみあげてきました。まずは預けてくださった坂東オーナーをはじめ、岩橋ジョッキー、厩舎スタッフなど関係者に感謝しています。ジョッキー時代も攻め馬はしていましたけれど、日ごろからの管理というのは、いままでになかったことですから、そういう面では本当に一年生なんで、なかなかむずかしいものがあります。みなさんの力をお借りしながらの勝利でホッとしています。これからも一頭一頭大事にレースに送り出して、そこに結果が伴ってくれれば」と話した。

 五十嵐調教師は1975年9月30日生まれの47歳。1993年10月4日にホッカイドウ競馬で騎手としてデビュー。1999年に初のホッカイドウ競馬リーディングジョッキーのタイトルを獲得すると、2001年からは5年連続でリーディングジョッキーに輝いた。コスモバルクやプリンシパルリバー、イングランディーレ、モエレジーニアス、モエレソーブラッズなどに騎乗し、ホッカイドウ競馬を代表する騎手として、JRAや世界でも活躍。2022年11月30日付けで騎手を引退するまでに国内通算2,537勝をあげた。