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桑村真明騎手の1,500勝達成表彰式が行われる

  • 2023年04月24日
  • 桑村真明騎手の1,500勝達成セレモニー
    桑村真明騎手の1,500勝達成セレモニー
  • 北海優駿はアベニンドリームなど3勝を記録
    北海優駿はアベニンドリームなど3勝を記録
  • 昨年はエンリルで王冠賞など重賞8勝を記録
    昨年はエンリルで王冠賞など重賞8勝を記録

 4月19日、2023年度のホッカイドウ競馬グランシャリオナイターが開幕した日高町富川駒丘にある門別競馬場の表彰式会場において、桑村真明騎手の1,500勝達成表彰式が行われた。

 桑村騎手は2022年11月9日の令和4年度第15回門別競馬5日目の第9競走「由仁町由栗いも特別」において、1番人気のタロマイスターに騎乗し、2着以下に4馬身の差を付け優勝。初騎乗から10,815戦目で1,500勝を達成した。

 この日の第8競走本馬場入場後に行われたセレモニーには、桑村騎手のほか、桑村騎手の家族、師匠の角川秀樹調教師、角川厩舎のスタッフ、北海道調騎会田中淳司副会長、ホッカイドウ競馬関係者などが参列。北海道馬主会、北海道調騎会、北海道、家族から記念品や花束が贈呈された。

 桑村騎手は「今年は1,600勝を目指して頑張ります。これからも応援のほど、よろしくお願い申し上げます」と謝辞。スタンドからは桑村騎手の偉業を祝福する大きな拍手が送られた。

 桑村騎手は1987年3月26日生まれ、東京都出身の36歳。2005年4月20日の札幌競馬第2競走で、デアワンダーに騎乗してデビュー。約1か月後の2005年5月24日、札幌競馬第8競走のシャンハイビジンに騎乗し初勝利をあげた。デビュー当時は中村光春厩舎に所属。2005年11月に清水日出男厩舎に所属変更し、2007年4月に角川秀樹厩舎に移籍。以降は徐々に頭角を現すと、2013年には97勝を記録し、初のホッカイドウ競馬リーディングジョッキーに輝いた。2016年からは3年連続でリーディングを獲得。大きな怪我で長期離脱などもありながら勝ち鞍を重ね、ホッカイドウ競馬を代表するトップジョッキーとしてファンの信頼は厚い。

 この間、2009年の北海道2歳優駿(Jpn3)などを制覇したビッグバン、2012年のエーデルワイス賞(Jpn3)などを制覇したハニーパイ、2015年の北海道2歳優駿(Jpn3)などを制覇したタイニーダンサー、2016年の北海優駿などを制覇したスティールキング、2018年の北海優駿などを制覇したカツゲキジャパン、2020年の北海優駿などを制覇したアベニンドリーム、2009年の道営記念などを制覇したコパノカチドキなど数多くの有力馬に騎乗。2022年ホッカイドウ競馬終了時までに重賞51勝を記録している。