馬産地ニュース

門別競馬場で2回目の競走能力・発走調教検査

  • 2023年03月29日
  • 49.9秒を計測したタイセイシューター
    49.9秒を計測したタイセイシューター
  • キタサンミカヅキ産駒のキタサンヒコボシ
    キタサンミカヅキ産駒のキタサンヒコボシ
  • 馬場改修工事中の本走路
    馬場改修工事中の本走路

 3月23日、ホッカイドウ競馬は日高町富川駒丘にある門別競馬場において、今年2回目となる競走能力・発走調教検査を行った。

 天候曇り、良馬場で行われた2回目の検査は、16日と同様、本走路が馬場改修工事中のため内走路を使用して実施。2歳馬109頭、3歳馬6頭、4歳馬2頭、5歳馬1新名の合計118頭が出走した。2歳馬は19競走、3、4、5歳馬は3競走組まれた。

 検査は11時にスタート。2歳馬は出走した109頭すべてが800mを57.0秒内で走破した。

 この日の2歳馬の一番時計は第11競走に出走したタイセイシューターで49.9秒。ただ1頭50秒を切るタイムだった。

 血統は父がタイセイレジェンド、母がタイセイレガシー、母の父がマンハッタンカフェで祖母は2010年のホルヘデアトゥーチャ大賞(G1)などを制覇したストゥデンテッサという牡の黒鹿毛。田中成奉氏の所有馬、田中淳司厩舎の管理馬、平取町にある坂東牧場の生産馬になる。

 二番時計は第15競走に出走したミスプリマで50.9秒。牝の鹿毛で、父はトビーズコーナー、母はプリマビスティー、母の父はプリサイスエンドという血統。浦河町荻伏にある伏木田牧場の生産・所有で角川秀樹厩舎の管理馬になる。

 注目の2歳新種牡馬では、アドミラブル、アニマルキングダム、アポロケンタッキー、アルアイン、アレスバローズ、エピカリス、カリフォルニアクローム、キタサンミカヅキ、ゴールデンバローズ、サトノアレス、サンダースノー、シュヴァルグラン、ニューイヤーズデイ、ヘンリーバローズ、モーニンの産駒が出走。第2競走に出走したキタサンミカヅキ産駒のキタサンヒコボシが51.4秒で、第4競走に出走したアドミラブル産駒のモーニングコスモスが53.3秒で、第5競走に出走したモーニン産駒のペアシェイプドバイが51.2秒で、第10競走に出走したアポロケンタッキー産駒のシスターアクトが52.3秒で、第18競走に出走したヘンリーバローズ産駒のマイドオオキニが52.7秒で、それぞれ1位入線を果たした。

 3回目の検査は3月30日に予定されている。