馬産地ニュース

ひだか馬の絵コンテスト入賞作品展示

  • 2023年02月06日
  • 苫小牧市立中央図書館で始まったひだか馬の絵コンテスト入賞作品展示会
    苫小牧市立中央図書館で始まったひだか馬の絵コンテスト入賞作品展示会
  • 大賞に選ばれた「水をのんでるうま」
    大賞に選ばれた「水をのんでるうま」
  • 会場では入賞作品12点を展示
    会場では入賞作品12点を展示

 1月31日、苫小牧市末広町にある苫小牧市立中央図書館1階エントランスホールにおいて、令和4年度ひだか馬の絵コンテスト入賞作品展示会が始まった。

 このコンテストは北海道日高振興局が主催。馬産地で暮らす子どもたちに、馬の絵を描くことを通じて、馬への親しみや関心を持ってもらうとともに、描いた馬の絵の展示をすることで、地域の住民がより「馬」を身近に感じ、日高地域の馬文化を育てていきたいと2004年から実施している。

 令和4年度のコンテストでは、日高管内と東胆振(苫小牧市、白老町、厚真町、安平町、むかわ町)の小学生から作品を募集。募集期間内までに日高管内の5校、東胆振地域8校の13校から59作品が集まったという。 

 集まった作品は、新道展会員の田中郁子さんを審査委員長に、北海道日高振興局の生田泰振興局長、浦河第一中学校の下重美加紗美術教諭、北海道新聞社浦河支局の松井伊勢生支局長、ひだか東農業協同組合の笹島政信代表理事組合長、JRA日高育成牧場の石丸睦樹場長、日高信用金庫の原口広常勤理事の7人が審査。馬のかわいらしさ、馬の力強さ、馬の美しさ、馬のたくましさ、馬のやさしさなど、馬の魅力が十分に表現されているかを総合的な視線で審査し大賞1点、優秀賞5点、入賞6点の合計12点を選んだ。

 大賞に選ばれた「水をのんでるうま」は平取町立平取小学校2年の杉本凰牙さんの作品。3頭の馬が仲良く並んでおいしそうに水を飲んでいる姿を描いている。

 苫小牧市立中央図書館1階エントランスホールの会場では、大賞に選ばれた「水をのんでるうま」のほか、優秀賞の「駆ける」(苫小牧市立大成小学校6年古谷萌結さん)、「馬の親子」(新冠町立新冠小学校5年野本彩水さん)、「親子の馬」(苫小牧市立錦岡小学校3年天野唯可さん)、「走る馬」(苫小牧市立緑小学校2年齋藤佳さん)、「うまのかお」(平取町立平取小学校2年原田柊磨さん)など12点を展示。児童の力作に足を止め熱心に鑑賞する姿が見られた。

 苫小牧市立中央図書館1階エントランスホールでの展示は2月7日11時まで。そのあとは、苫小牧市柳町にあるイオン北海道イオンモール苫小牧2階フードコートブリッジ(2月7日14時から2月14日11時まで)、新ひだか町静内末広町にあるイオン北海道イオン静内店2階特設ホール(2月14日14時30分から2月21日11時まで)、浦河町大通にある浦河総合文化会館1階ロビー(2月21日14時から2月28日11時まで)、日高町富浜にある門別温泉とねっこの湯1階ロビー(3月1日11時から3月8日11時まで)で展示される。各会場ではコンテストで入賞した12作品を掲載した2023年「ひだか馬の絵」カレンダーも枚数限定で無料配布される。