浦河高校写真部が第6回BTCフォトコンテスト作品を展示
1月19日から浦河町大通にある浦河町立総合文化会館1階玄関ホール(図書館入口付近)において、北海道浦河高等学校(齊藤雄大校長)写真部(部員38名)が浦河町西舎にある公益財団法人軽種馬育成調教センター(BTC、草野広実理事長)で開催した「第6回BTCフォトコンテスト」の写真展示が始まった。展示は2月15日まで。
BTCでは2017年より浦河高等学校写真部によるBTCフォトコンテストを開催。第6回目の撮影は、6月から10月の土曜日や祝日、夏休みを利用して行われた。撮影に際しては、昨今の新型コロナウイルス感染症対策として、撮影人数の制限やマスクの着用、アルコール消毒などを実施。例年に比べ撮影できる機会が少なかったにもかかわらず、部員それぞれの個性を生かした作品が提出されたという。
コンテストでは理事長賞、優秀賞、JRA賞、日高振興局賞に選ばれた5作品を表彰。会場には入賞作5作品を含め、全32点の写真が展示された。
展示された作品は、BTCでの調教風景や厩舎での作業、馬の手入れ、パドックでくつろぐ馬の姿、馬が気持ちよさそうに寝ころぶ姿、人馬一体となって疾走するシーンなど、広大な北海道の馬産地日高の魅力が伝わってくる力作ぞろいだ。
浦河高校写真部は2015年に写真同好会として設立。1年次生5名でのスタートで、最初はカメラの操作方法や撮影技術、構図のとらえ方などに苦労したが、学校内での活動に加えて、浦河町や近隣町村の風景、産業、町民などの撮影を通してじょじょに力をつけ、2017年には部員が20名近くになり、念願の写真部に昇格をしたという。以降も個々の感性や技術力を磨きながら、撮影や作品づくりを継続し、「撮りたいと思ったものを撮る。」その撮りたい一瞬を見つけるため、積極的に被写体を探し作品づくりに励んでいる。
令和4年度は写真甲子園2022北海道ブロック代表決定予選準決勝進出、全国高等学校総合文化祭(2022とうきょう総文)出品、高文連苫小牧支部出品208、優秀賞3、入選12、佳作3、高文連全道大会出品15、入選3、佳作5などの成績を残した。