新ひだか町でBOKUJOB北海道地区意見交換会が行われる
12月15日、公益社団法人競走馬育成協会、公益社団法人日本軽種馬協会 、一般社団法人日本競走馬協会 、公益財団法人軽種馬育成調教センター、JRA日本中央競馬会の5団体で組織する牧場就業促進事務局(BOKUJOB事務局)は、新ひだか町吉野町にある静内エクリプスホテル2階エクリプスホールにおいて、BOKUJOB2022 北海道地区意見交換会を開催した。
意見交換会にはBOKUJOB事務局を組織する各団体の担当職員、牧場の人事担当者や採用担当者、教育機関の教員がオンラインを含めて出席。意見交換会の開催にあたり和田信也公益社団法人競走馬育成協会副会長理事は「みなさまがたにおかれましては、日ごろからBOKUJOBの活動につきまして、ご理解とご協力をいただいてますこと、また、お忙しいなか、雪のところ、足をお運びいただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。北海道地区意見交換会は、今年の活動状況、それから、来年の活動の計画につきまして、いろいろとみなさまにおうかがいしたいとおもいます。ここ数年、コロナの影響によりまして、BOKUJOBの活動等の対応を迫られながら活動しております。今年はみなさまのご協力を得まして、取りやめになっていたものを、できるものから再開してきました。また、併せて中止になってたものの代わりに相談会などの実施を始めました。おかげさまで多くのかたがたに参加していただきました。馬の牧場の仕事に興味を持っていただいたものと考えております。来年におきましても、馬の牧場への就業促進につながるように、有効な活動となりうる工夫をしていきたいとおもいます。本日の意見交換会では、みなさまの活発なご意見をちょうだいできるかと感じております」とあいさつした。
意見交換会では最初に事務局が、新型コロナウイルスにより中止したイベント、サポートデスク、体験イベント、研修促進イベント、Web相談会・Webフェア、BOKUJOB YouTubeチャンネル、Twitter・Instagram、BOKUJOBホームページなどの2022年度活動状況の詳細、採用実績(直接採用)、BTC育成調教技術者研修の実績、JBBA生産育成技術者研修の実績、リアルイベント、Webイベント、BOKUJOBホームページ、BOKUJOB YouTubeチャンネル、SNSを活用した情報の拡散、広報活動などの2023年活動計画(案)を報告。出席者からは「就業支援をしていただき感謝申し上げます」、「若い世代にはインターネットを活用した取り組みが有効とおもいます」、「Web面談だけでは採用する方も就業する方も不安」、「BOKUJOBのホームページに各牧場のインターン情報を載せてほしい」、「わたしもBOKUJOBを通して牧場に就職したひとりです」、「わたしの牧場はBOKUJOBに求人情報を出して去年から2名を採用しました。BOKUJOBの取り組みには本当に感謝しています」、「若い世代にとってBOKUJOBの取り組みは馬のことを知る良い機会なので、この事業を少しでも長く続けてほしいです」、「インターンを受け入れたくても受け入れる施設がない。宿泊先の情報をBOKUJOBのホームページに載せることはできないか」、「Webフェアはどのような形で開催したのか教えてください」などの意見や質問、要望があった。