ひだかうまキッズ探検隊がひだか・ホース・フレンズを見学
11月26日、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowaが主宰する「ひだかうまキッズ探検隊2022」は、日高町緑町にあるひだか・ホース・フレンズを見学した。
馬産地の新ひだか町において、「馬を通して繋がる・結ぶ」活動を行なっている、ひだかうまキッズ探検隊の活動は今年で6年目。6月のライディングヒルズ静内、7月のビッグレッドファーム、8月の軽種馬育成調教センター、9月の札幌競馬場、矢野牧場、10月のアロースタッドとレックススタッド、北海道静内農業高等学校、11月の門別競馬場に続くもので、ひだか・ホース・フレンズの見学は初めてになるという。
ひだか・ホース・フレンズは、2021年に日高軽種馬農業協同組合門別種馬場跡地に開場。軽種馬生産界の発展継続のため、産地支援、ホッカイドウ競馬支援、地域産業の振興、馬文化の継承を軸に積極的な要請・陳情活動・これに伴う支援活動等を行っている、日高管内各町、日高管内各農業協同組合、日高軽種馬農業協同組合を含め日高管内27の関係団体で構成する日高軽種馬振興対策推進協議会が設置した日高地域活性化支援室によるもので、軽種馬人材養成事業、馬産業の啓蒙普及事業、引退競走馬の利活用推進事業等、実馬を活用した各種事業に取り組んでいる。
ひだか・ホース・フレンズには現在、2006年の日本ダービー馬で2021年を最後に種牡馬を引退したメイショウサムソン、2008年の日本ダービー馬で2021年に種牡馬を引退したディープスカイ、2020年の北海道スプリントC(Jpn3)を制覇し2021年競走馬生活を引退したメイショウアイアンといった3頭の功労馬のほか、ハフリンガー種を含め7頭を繋養。ガイド役を務めた小島謙治日高軽種馬農業協同組合業務部長はそれぞれの繋養馬のプロフィールや近況、現在の役割などを説明した。
キッズはメイショウサムソンやディープスカイの顔や特徴をスケッチ。ひだか・ホース・フレンズがどんなところなのか、引退競走馬はどんな暮らしをしているのか、引退競走馬の一日はどうなっているのかなどをまとめた。