馬産地ニュース

ひだかうまキッズ探検隊が門別競馬場で競馬観戦

  • 2022年11月15日
  • 門別競馬場を訪問したひだかうまキッズ探検隊
    門別競馬場を訪問したひだかうまキッズ探検隊
  • ファイターズガールのきつねダンスを見学
    ファイターズガールのきつねダンスを見学
  • 岡田牧雄氏による競馬教室も行われた
    岡田牧雄氏による競馬教室も行われた

 11月3日、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowaが主宰する「ひだかうまキッズ探検隊2022」は、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、ホッカイドウ競馬を観戦した。

 馬産地の新ひだか町において、「馬を通して繋がる・結ぶ」活動を行なっているひだかうまキッズ探検隊の取り組みは、6月のライディングヒルズ静内、7月のビッグレッドファーム、8月の軽種馬育成調教センター、9月の札幌競馬場、矢野牧場、10月のアロースタッドとレックススタッド、北海道静内農業高等学校に続き今年8回目。今回は19人のキッズが参加した。

 この日、新ひだか町公民館に集合した一行は、貸し切りバスで門別競馬場へ移動。競馬場での初めての競馬観戦、JBC競走に興奮を抑えきれない様子で競馬場に到着した。

 競馬場では北海道日本ハムファイターズのチアリーディングチームとして知られる、ファイターズガールによるきつねダンスのパフォーマンスを見学。続いて、パフォーマンスを終えた3人のファイターズガールとキッズは記念撮影をした。

 場内ではスペシャルゲストとして岡田牧雄氏が登場。JBC競走の発案者である一般社団法人ジャパンブリーダーズカップ協会の副会長を務める岡田氏は、キッズと一緒に盛岡競馬場で行われたJBCレディスクラシック(Jpn1)、JBCスプリント(Jpn1)のレースをモニターで観戦。キッズはひいきの馬を応援した。

 相馬師としても知られる岡田氏は、「厩務員をひっぱるくらい元気のある馬。リズムよく歩いてる馬に注目しましょう」とパドックでの馬の見方、競馬新聞の読み方などを解説。この後、キッズはこの日の第9競走に組まれたJBC2歳優駿(Jpn3)のパドックを岡田氏とともに見学した。

 最後にキッズはJBC2歳優駿(Jpn3)のレースを外らち前で生観戦。レース後の表彰式も見守り、優勝したゴライコウに騎乗した石川倭騎手に祝福の拍手を送った。19人のなかには、競馬新聞やパドックでの気配を見てゴライコウを推奨したキッズもいたという。

 行は目の前で繰り広げられる白熱したレース、ゴールを目指し懸命に走る馬の姿、ステッキを左右に持ち替えて自在に競走馬をエスコートする騎手の姿に大満足。競馬観戦を終えたキッズには北海道農政部競馬事業室からホッカイドウ競馬オリジナルグッズをプレゼントされた。