ひだかうまキッズ探検隊が静内農業高校を訪問
10月29日、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowaが主宰する「ひだかうまキッズ探検隊2022」は、新ひだか町静内田原にある北海道静内農業高等学校を訪問した。
馬産地の新ひだか町において、「馬を通して繋がる・結ぶ」活動を行なっているひだかうまキッズ探検隊は今年、6月のライディングヒルズ静内、7月のビッグレッドファーム、8月の軽種馬育成調教センター、9月の札幌競馬場、矢野牧場、10月のアロースタッドとレックススタッドに続き7回目。今回は15人が参加した。
北海道静内農業高等学校は昭和53年に開校。食品科学科と生産科学科の2学科があり、令和3年度から文部科学省によるマイスター・ハイスクール事業(次世代地域産業人材育成刷新事業)の指定校に認可されている。生産科学科は授業の一環としてサラブレッドの生産、育成を授業に取り入れており、数多くの人材を軽種馬生産育成界に送り出している。
この日、キッズを出迎えたのは、生産科学科馬事コースの馬利用研究班と繁殖研究班に所属する2年生と3年生。キッズに馬の楽しさを伝えるイベントを多数用意した。
最初の馬はかせクイズでは写真を見せて「この写真の競馬場は札幌競馬場である」、「この馬の毛色は栗毛である」、「学校にいるナリタトップスターは牝馬である」、「日本ダービー(G1)に出走できるのは1歳馬である」、「学校にいるユメロマンはサラブレッドである」、「先週の菊花賞(G1)を勝った馬はちゃたろうである」といった質問を〇か×かで選択。答えが発表されるたびにキッズは一喜一憂した。
続いて馬術部の生徒が華麗な障害飛越を披露。キッズは障害物に近づきバーの高さに驚いた。
また、馬に騎乗して陣地を取り合ううまイス取りゲームでは実際に馬に騎乗。生徒が引き馬で誘導し音楽が止まると陣地を目指した。
最後にキッズは生徒とともに馬の手入れを体験。汚れた体を温水とシャンプーを使って綺麗にしたり、たてがみや前髪、尻毛を三つ編みに織り込んで綺麗なリボンで飾りつけをして馬とのスキンシップを楽しんだ。