馬産地ニュース

ひだかうまキッズ探検隊がスタリオン施設を見学

  • 2022年10月18日
  • スタリオン施設を見学したひだかうまキッズ探検隊2022
    スタリオン施設を見学したひだかうまキッズ探検隊2022
  • 種牡馬との触れ合いも楽しんだ
    種牡馬との触れ合いも楽しんだ

 10月16日、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowaが主宰する「ひだかうまキッズ探検隊2022」は、新ひだか町静内田原にあるアロースタッドと、新ひだか町静内目名にあるレックススタッドを見学した。

 馬産地の新ひだか町において、「馬を通して繋がる・結ぶ」活動を行なっているひだかうまキッズ探検隊は今年、6月のライディングヒルズ静内、7月のビッグレッドファーム、8月の軽種馬育成調教センター、9月の札幌競馬場、矢野牧場、に続き6回目の活動。今回は種牡馬について学ぼうと14人が参加した。

 アロースタッドではシャンハイボビー、トーホウジャッカル、モズアスコットの3頭の種牡馬を見学した。案内役を務めた株式会社ジェイエスの担当者は、シャンハイボビー、トーホウジャッカル、モズアスコットの血統、競走馬時代にどんなレースに勝っているか、種牡馬としての成績、産駒の特徴、普段の性格などを紹介。「シャンハイボビーの毛色は何毛でしょうか?」、「トーホウジャッカルの誕生日は何月何日でしょうか?」、「モズアスコットのお父さんはフランケル。今年の種付料は?」などとクイズ形式で、キッズにわかりやすく説明した。

 続いてスタリオン施設のメインの仕事となる種付所へ移動。種付けの様子を動画で見せながら、種付けの大変さ、命の尊さなどを子どもたちに理解できるような言葉で解説した。

 レックススタッドではビーチパトロール、スノードラゴン、スマートファルコンの3頭の種牡馬を至近距離で見学した。子どもたちを出迎えた事務局株式会社レックスの石川宣寿氏は、シャンハイボビー、スノードラゴン、スマートファルコンの血統、競走馬時代にどんな条件のレースを得意としていたのか、産駒の特徴、血統、種牡馬としての評判、普段はどんな性格をしているのかなどを説明した。

 キッズは「体重はどれくらいですか?」、「お誕生日はいつですか?」、「勝ったレースは何ですか?」、「この馬の毛色は何毛ですか?」などと質問。1頭1頭違う顔の特徴や足のとくちょうなどをスケッチした。