馬産地ニュース

北海道静内農業高等学校が出前授業

  • 2022年10月18日
  • 静内農業高等学校生徒の出前授業を受けた山手小学校6年生
    静内農業高等学校生徒の出前授業を受けた山手小学校6年生
  • 馬を知ろう!をテーマに授業を行う生徒4人
    馬を知ろう!をテーマに授業を行う生徒4人
  • くらに乗ってみる児童
    くらに乗ってみる児童

 10月14日、新ひだか町静内田原にある北海道静内農業高等学校(佐藤裕二校長)の生徒が、新ひだか町静内の小学校で出前授業を行った。

 出前授業を受けたのは新ひだか町山手町にある新ひだか町立山手小学校(遠山昌志校長)の6年生と新ひだか町静内こうせい町にある新ひだか町立高静小学校(鈴木晋作校長)の3年生。これは新ひだか町の馬を活用した授業の一環という。

 この日は静内農業高等学校から馬利用研究班に所属する3年生の米澤望海さん、山田リタさん、立神栞音さん、千葉綾乃さんの4人が来校。~馬を知ろう~をテーマに授業を行った。

 4人は「馬の授業を通して、馬のかわいさを知ろう!馬を好きになってみよう!!」と授業の目的を話し、「馬の歴史を知ろう!」、「馬ってどんな動物、馬のかわいさを見てみよう!どんな時に馬に乗るの??」、「くらに乗ってみよう!」と順番に説明。馬と人はいろんな地域で馬に乗って生活するようになり、人と馬でたくさんの歴史をつくってきたこと、どうして新ひだか町は馬の町といわれているのか、現在日高地方では日本の競走馬の約8割を生産していること、馬の目は350度見えること、てきである肉食動物からにげるために足が速くなったこと、サラブレッドは体高が約160cm、体重は480kgくらいあり、大きな馬では体高が215cm、体重は1.5トン、小さい馬は体高が70cm、体重が60kgくらいであること、馬はサラブレッドやアラブ、アンダルシアン、クウォーターホース、アパルーサ、シャイアーなど250種類以上であること、馬はおくびょうで社会性がありきおく力が良いということなどを、クイズ形式でわかりやすく教えた。

 続いて静内農業高等学校には馬と関わることができる学科があること、人懐っこくてかわいい馬がたくさんいることなどを説明。馬術大会で障害飛越する動画なども見せた。

 授業を受けた児童は、「授業が分かりやすくて楽しかった」、「馬についてもっと知りたいと思った」、「クイズが楽しかった」、「馬に触ってみたい」などとアンケートに記入した。