優駿スタリオンステーションが一般見学を開始
8月1日、新冠町朝日にある優駿スタリオンステーションは、種牡馬見学を開始した。
優駿スタリオンステーションは1989年9月に設立された日高を代表するスタリオン施設のひとつ。これまでに日高地区では初めての10億円シンジケートとなったナスルエルアラブ、18億円という当時の内国産種牡馬では最高価格で導入されたオグリキャップのほか、英愛ダービー馬コマンダーインチーフ、ドバイワールドC(G1)優勝馬ムーンバラッド、全欧2歳牡馬チャンピオン&全欧2歳チャンピオンサイアーに輝いたファスリエフ、パリ大賞典(G1)勝ち馬ベーカバドなど海外から超一流馬を導入、内国産馬でもキングヘイロー、マヤノトップガン、マーベラスサンデー、カネヒキリなどのチャンピオンホースを繋養してきた。
今年はインディチャンプ、サトノジェネシス、リオンリオン、ロジクライ、ワールドプレミアが新たにラインナップに加わったほか、アジアエクスプレス、アルバート、エスポワールシチー、カレンブラックヒル、キタサンミカヅキ、ゴールドアクター、サウンドスカイ、サングレーザー、シルバーステート、タイセイレジェンド、トゥザワールド、トビーズコーナー、ニシケンモノノフ、フサイチセブン、ベストウォーリア、ヘニーヒューズ、ホッコータルマエ、ミスターメロディ、ミッキースワロー、ミッキーロケット、モーニン、リアルインパクト、レインボーライン、ロジユニヴァース、ローレルゲレイロを繋養。総種付頭数は日高地区で最も多かった。
見学初日は雨が降るあいにくの天候にもかかわらず、この日を首を長くして待っていた熱心なファンが来場。スタッフの先導のもと、種牡馬と対面した。厩舎でくつろぐ種牡馬たちは、物珍しげな表情で見学者を歓迎した。
優駿スタリオンステーションの見学は10月31日まで。時間は15時から15時30分の30分間となる。希望者は優駿スタリオンステーションに隣接する優駿メモリアルパーク内にある優駿記念館で当日10時から15時までの間に見学申込受付をする必要がある。