浦河町立図書館で内藤律子さんの写真展
7月29日から浦河町大通3丁目にある浦河町立図書館にて、「内藤律子サラブレッド写真展2022 2023年度版カレンダー展&ミニオグリキャップ展」が始まった。写真展は8月31日まで。時間は火曜、木曜から日曜が10時から18時、水曜は10時から20時。月曜休館。入場は無料。
内藤さんは埼玉県出身。東京写真専門学校卒業後、NYスタジオを経て今井寿恵氏に師事。日本写真家協会会員。平成9年から浦河町に在住している。
1976年にAPA入選。1980年にJPS奨励賞受賞。1990年にJRA馬事文化賞を受賞した。1979年に新宿ニコンサロンにて初の個展「満ち足りた日々」を開催して以降、日本各地やフランスで個展を開催してきた。浦河町立図書館では2001年から写真展を毎年夏に開催。今年で22年連続となる。
写真展では館内1階の受付前に2023年度版サラブレッドカレンダーの1月から12月までと表紙に使用した写真13点を展示。表紙のモデルは幼少時のウォーターナビレラが飾りタイトルは「夢みる瞳」となっている。また、4月の「桜に見守られ」ではバスラットレオンの幼少時の写真を使用。サラブレッドの四季折々の情景が収められている。
また、地下一階には「とねっこカレンダー」と「ミニオグリキャップ展」の作品を展示。とねっこカレンダーの表紙はメイショウハリオの幼少時、3月はテーオーロイヤルの幼少時、7月と11月は幼少時のウォーターナビレラ、12月は幼少時のバスラットレオンがモデルを務めた。
今年で13回忌を迎えたオグリキャップについて、内藤さんは「今年はオグリキャップが亡くなって十三回忌になりました。早いですね。今、又「ウマ娘」のブームで注目されているようです。昨年も「私の写真歴part3&・・・」の中で何点かお見せしましたが、今回は他のものをお見せします。最後の最後まで愛された馬でした。どうぞ、お楽しみ下さい」と回顧。1997年に札幌競馬場でお披露目された姿や2008年に東京競馬場でお披露目された姿、雪に舞う2010年の姿などが飾られた。