町民ギャラリー「うま倶楽部」でタイトルホルダーの記念品展示が始まる
7月26日、新ひだか町静内御幸町にある新ひだか町地域交流センターピュアプラザの町民ギャラリー「うま倶楽部」において、タイトルホルダーの記念品が展示された。
タイトルホルダーは、父がドゥラメンテ、母がメーヴェ、母の父がモチヴェイターという血統の牡4歳。新ひだか町静内にある岡田スタッドの生産馬で2018年のセレクトセール当歳セッションにおいて、21,600,000円(税込)で山田弘氏に購買された市場取引馬として知られる。
2020年10月に美浦の栗田徹厩舎からデビューし新馬勝ち。2021年のディープインパクト記念弥生賞(G2)を逃げ切って重賞初制覇を飾った。つづく皐月賞(G1)はエフフォーリアの2着。秋の菊花賞(G1)を逃げ切ってG1初制覇を成し遂げた。
今年は始動戦の日経賞(G2)を逃げ切ると5月の天皇賞(春)(G1)も逃げ切り勝ち。春のグランプリ宝塚記念(G1)はコースレコードで制覇した。秋はフランスの凱旋門賞(G1)に出走する予定。日本産馬初の凱旋門賞制覇の期待がかけられている。
町民ギャラリー「うま倶楽部」では、タイトルホルダーの天皇賞(春)(G1)優勝レイとひき綱、日経賞(G2)の優勝レイとひき綱、菊花賞(G1)優勝時の優勝杯とJBBA日本軽種馬協会から贈られた賞状、北海道日高振興局から贈られた表彰状、日経賞(G2)優勝時の優勝レイと優勝杯を展示。生産者である岡田スタッドの厚意で飾られた。
新ひだか町地域交流センターピュアプラザは2007年4月にオープンした施設。施設内にある町民ギャラリー「うま倶楽部」は馬を知り、馬を楽しむためのミュージアムで、新ひだか町の主産業でもある「馬」をテーマに、馬と人の歴史や文化、暮らしのなかの馬、馬の工芸品、新冠町御料牧場ジオラマなど貴重な資料が展示されている。入場は無料。毎月第2・4水曜日が休館となる。