北海道セレクションセールが行われる
7月26日、27日の2日間、日高軽種馬農業協同組合(古川雅且代表理事組合長)が主催する北海道セレクションセールが、新ひだか町静内神森にある北海道市場において行われた。
上場頭数は301頭(牡210頭、牝91頭)で、売却頭数は263頭(牡187頭、牝76頭)、売却率は87.4%、売却総額は5,338,300,000円(税込)、平均価格は20,297,718円(税込)。過去最高だった昨年より、売却頭数で61頭増、売却率で1.1%増、売却総額で1,322,530,000円増、平均価格で417,669円増で、今年も記録を塗り替えた。
最高価格は27日に上場された上場番号204番「レーヌミノル2021」。母は2017年の桜花賞馬、米年度代表馬の父ブリックスアンドモルタルの初年度産駒の牡馬で、吉岡實氏によって72,600,000円(税込)の金額で落札された。
高額2位は2頭。上場番号125番の「ディアレストトリックスキ2021」と上場番号246番「マルモリバニー2021」で68,200,000円(税込)。父がシニスターミニスターの「ディアレストトリックスキ2021」は山元哲二氏に、父がシルバーステートの「マルモリバニー2021」は三木正浩氏によって落札された。
高額4位タイは上場番号111番の「ゴールドチェイス2021」と上場番号169番の「スマッシュハート2021」の2頭で66,000,000円(税込)。父がモーリスの「ゴールドチェイス2021」は竹下浩一氏に、父がブリックスアンドモルタルの「スマッシュハート2021」は藤田晋氏によって落札された。
また、牝馬の最高価格は全体で高額9位になった上場番号197番「スイートサルサ2021」で52,800,000円(税込)。外国人購買者の張月勝氏によって落札された。
古川代表理事組合長は「今年は上場頭数を増やし、せり前日に上場馬全頭の前日展示をしてみていただき2日間開催にしました。初めての試みで、ウクライナ情勢やコロナの第7波で不安はありましたが、2日目は売却率が90%いったというは記憶になく、びっくりしました。良質馬が2日間に分かれて上場されていたというものあると思いますが、2日目までたくさんのお客様に残っていただきご購買いただき感謝申し上げます」とコメントした。