函館競馬場でビギナーズセミナー再開
函館競馬場で7月2日からビギナーズセミナーが3年ぶりに再開された。
ビギナーズセミナーとは競馬に興味があるものの、馬券の購入や、競馬の予想をしたことのない初心者を対象とした20分~30分ほどのセミナーであり、コロナ禍前は開催中の各競馬場で実施されていた。
コロナ過となってからはZOOMを用いたオンラインセミナーという形で、調教やコース適性といった様々な知識を提供してきたが、前開催の東京競馬場ではブースを用いてのセミナーが再開。7月からは福島競馬場と小倉競馬場に加えて、JRA北海道シリーズが開催中の函館競馬場でもセミナーが再開される運びとなった。
7月2日にはデイリー馬三郎に所属する木村拓人記者と、馬産地ライターの村本浩平氏が講師を務め、馬券の種類や競馬新聞の見方について、30分ほどの講義を行った。
新型コロナウイルス感染症対策の観点から、ブースに入れる人数は8名までに制限されており、アンケートの記入もテーブルの上のタブレットで行われていた。
函館市内から来場した20代の男性は、「妻と一緒に競馬を楽しんできましたが、今回、馬券の種類や競馬新聞の見方を更に勉強したく思い参加しました。分かりやすかっただけでなく、今後は競馬新聞を参考にしながら、予想に適した馬券を購入していきたいと思います」と笑顔を見せていた。
函館競馬場でのビギナーズセミナーは函館開催終了日となる17日まで。また、7月23日から開催される札幌競馬場でもブースを用いてのセミナーが再開。セミナーへの参加は無料となっている。