馬産地ニュース

ひだかうまキッズ探検隊2022がスタート

  • 2022年06月14日
  • ひだかうまキッズ探検隊2022に入隊した小学生
    ひだかうまキッズ探検隊2022に入隊した小学生
  • 今年で6年目の活動となるひだかうまキッズ探検隊
    今年で6年目の活動となるひだかうまキッズ探検隊
  • 挨拶する糸井いくみさん
    挨拶する糸井いくみさん

 6月6日夕方、新ひだか町が主催し、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowaが企画・運営する「ひだかうまキッズ探検隊2022」の事前説明会が、新ひだか町役場3階第一会議室で開催された。

 ひだかうまキッズ探検隊は、馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」取り組み。日高管内のさまざまな馬に関わる場所へ行き、自分の目で見て知ることができるプログラムで2017年から行われている。6年目を迎えた今年は、新ひだか町の小学校に通う3年生から6年生の19人が入隊した。昨年に続いて参加するキッズは8人という。この日の説明会には17人のキッズとその保護者が出席した。

 第一会議室に集まった17人は、最初は緊張した面持ちだったが、すぐに仲間と打ち解け、思い思いに自分の名札を作成。保護者へはひだかうまキッズ探検隊の取り組み、今年のプログラムについての紹介やプログラムに参加する際の注意点なども説明された。

 糸井さんは「馬は先生です。人との接し方とか、いろいろなことを教えてくれる尊敬できる存在です。馬のそういうところが好きです」とあいさつ。キッズたちは「馬の走るところが好きです」、「馬の走る姿がかっこいい」、「牧草を食べているところが好きです」、「馬のかわいいところが好きです」、「フワフワしているところが好き」、「放牧地を走っているところがかっこいいです」、「冬の終わりにブラシをかけるとめちゃめちゃ毛が抜けるところが好きです」、「馬のつぶらな瞳が好きです」と自己紹介した。

 ひだかうまキッズ探検隊2022は、6月25日にライディングヒルズ静内において「馬と仲良くなろう!」をテーマに、馬と間近でふれあい、馬の性格を知ることからスタート。ほかにも、新冠町のビッグレッドファーム、浦河町の軽種馬育成調教センター、札幌市の札幌競馬場、日高町のひだか・ホース・フレンズ、新ひだか町のアロースタッド、レックススタッド、新ひだか町の北海道静内農業高等学校、日高町の門別競馬場などの見学を予定している。