新ひだか町静内吉野町にある静内エクリプスホテル(石川兼吾代表取締役)は、メロディーレーンをコンセプトとしたコンセプトルームを2022年5月16日よりスタートした。

 コンセプトルームは馬産地日高をアピールする客室で2016年8月に開始。第1弾はメイショウサムソン(2016年8月～2017年2月)、第2弾はマツリダゴッホ(2017年3月～2017年9月)、第3弾はキタサンブラック(2017年10月～2019年9月)、第4弾はロードカナロア(2018年10月～2019年9月)で、第5弾となる今回はメロディーレーンがコンセプトになった。現役競走馬がコンセプトルームになるのははじめてとなる。

 メロディーレーンは父がオルフェーヴル、母がメーヴェ、母の父がモティヴェイターという牝6歳の鹿毛。2021年の菊花賞(G1)、2022年の天皇賞(春)(G1)などを制覇したタイトルホルダーの半姉で、岡田牧雄氏の所有馬、栗東の森田直行厩舎の管理馬、新ひだか町静内目名にある岡田スタッドの生産馬になる。2022年5月1日現在の競走成績は28戦4勝。馬体重330kg～354kgという競走馬としては非常に小さな馬体ながら懸命に走る姿に多くのファンが魅了され、ファンからは｢メロディーレーンちゃん｣と愛されている。

 コンセプトルームは40m²のスイートルームの1室を改装。岡田オーナーも全面協力し、室内は記念写真、勝負服カラーの装飾、プレミアムグッズ、名馬の軌跡など、メロディーレーン一色になっている。

 メロディーレーンの軌跡～愛しの小さなアイドル～、という宿泊プランで宿泊対象期間は2022年5月16日から2023年4月28日まで。宿泊料金は一泊一室朝食付28,000円(定員2名)となっている。宿泊特典としてEclipseオリジナルメロディーレーングッズがチェックイン時にプレゼントされる。

 宿泊開始前には岡田オーナーもコンセプトルームを視察。メロディーレーンをモチーフとした室内に目を細めた。

 静内エクリプスホテルは｢プレミアムグッズをご堪能いただける客室内を装飾、競馬ファンおよび静内を訪れるお客まさに名馬の軌跡にも浸っていただけます｣。宿泊予約は順調に集まっているという。

 詳細は静内エクリプスホテル(https://eclipsehotel.jp/)まで。