門別競馬場でホッカイドウ競馬が開幕
4月13日、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、2022年のホッカイドウ競馬が開幕した。
開幕初日は、この日を首を長くして待っていたファンが200人以上列をつくり開門待ち。午後2時に開門すると検温、消毒をした入場者に、ホッカイドウ競馬2022レーシングカレンダーや新聞、ロングライフ牛乳などが入った開幕記念セットがプレゼントされた。
入場門からスタンドへ続く動線には、ホッカイドウ競馬所属騎手のフラッグを立てて入場者を歓迎。ホッカイドウ競馬公式マスコットキャラクターのホクトくんとナナセちゃんもグリーティングに登場した。ポラリス☆スタンドの壁面には新たにフォトスポットがお目見えした。
主催者を代表して赤堀政彦北海道農政部競馬事業室長は開幕を迎え「去年の11月4日にホッカイドウ競馬が終わってから5か月間たち、新たな気持ちで開幕の日を迎えました。お客様にもたくさんご来場していただき活気づいているなと、わくわくした感じでいます。昨年、一昨年と発売総額が500億円を超えましたが、今年も去年、一昨年に負けないように活気づけていきたいとおもっておりますし、そのための対策も打っていきたいと考えております。開幕初日は予定していた2歳新馬戦が組めなかったり、全10レースの出走馬が90頭と少なくなってしまいましたが、これから徐々に戻るような感じになるとおもいます。出走馬を確保するための褒賞金の体系の見直しや魅力ある番組づくりをしていきますのでご期待ください」と話した。
本年度のホッカイドウ競馬は、11月10日までの毎週火・水・木を基本に全15開催85日間を予定。85日間全日程がグランシャリオナイターとなる。当面、門別競馬場への入場は場内滞留人数の上限を1300名とする。
昨年に続きホッカイドウ競馬オフィシャルサポーターには、札幌テレビ放送制作のバラエティー番組「ブギウギ専務」で主役を務め、北海道で絶大な人気を誇る上杉周大さんを起用。ホッカイドウ競馬の顔として、ホッカイドウ競馬オフィシャル応援ソング第6弾となる「参ろう」の提供や、イベント時のゲスト出演などを通して、ホッカイドウ競馬グランシャリオナイター」を盛り上げていく。
また、北海道を代表する企業である、AIRDO、サッポロビール、ソメスサドル、ホクレン、ポッカサッポロ北海道、雪印メグミルクのほか、北海道コンサドーレ札幌やレバンガ北海道といった道内のプロスポーツチームとの連携を継続し、様々なファンサービスを展開するほか、門別競馬場がある日高町の隣町である平取町による門別競馬場一日ジャックイベント「びらとりday」、数々の名馬を輩出し「優駿の里」として知られる安平町による「安平町優駿の里パワフルデー」、門別競馬場のある日高町による「日高町DAY」・「日高町WEEK」、昨年より新たに実施の「新冠・新ひだか2デイズ」、「浦河町DAY」などを通して近隣自治体との連携を強化する。