馬産地ニュース

門別競馬場で5回目の競走能力・発走調教検査

  • 2022年04月08日
  • 49.3秒で駆け抜けたゴールドアクター産駒のオンネマトカ
    49.3秒で駆け抜けたゴールドアクター産駒のオンネマトカ
  • ベストウォーリア産駒のハチサンサン
    ベストウォーリア産駒のハチサンサン
  • エーデルワイス賞(Jpn3)優勝馬フクノドリームの3番仔フクノユリディズ
    エーデルワイス賞(Jpn3)優勝馬フクノドリームの3番仔フクノユリディズ

 4月7日、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、ホッカイドウ競馬の今年5回目の競走能力・発走調教検査が行われた。

 天候馬場(晴・良)で行われたこの日の検査には、2歳馬42頭、3歳馬3頭、4歳馬3頭の合計48頭が出走。2歳馬は練習条件の2頭を含め42頭全頭が合格した。

 この日の2歳馬の一番時計は、第3競走に出走したオンネマトカで49.3秒。2歳新種牡馬ゴールドアクターの産駒で、母はタントタント、母の父はシニスターミニスターという血統の黒鹿毛の牝馬。徳原英修氏の所有馬、田中淳司厩舎の管理馬、日高町美原にある藤本ファームの生産馬になる。

 ほかの2歳新種牡馬産駒では第2競走でベストウォーリア産駒のハチサンサンが50.4秒のタイムで1着。さらにサトノダイヤモンド、ニシケンモノノフ、マインドユアビスケッツ、サトノクラウン、プレティオラス、グレーターロンドン、レーヴミストラル、ヤマカツエース、レッドファルクスの初年度産駒や、2013年のエーデルワイス賞(Jpn3)に優勝したフクノドリームの3番仔になるフクノユリディズ(牡、父シニスターミニスター、母の父ヨハネスブルグ)も基準タイムをクリアした。

 3月10日から始まったホッカイドウ競馬の競走能力・発走調教検査で、5回目までに2歳馬は333頭が合格。デビューへ向けさらにトレーニングを積むことになる。

 今年のホッカイドウ競馬は4月13日に開幕。11月10日までの毎週火・水・木を基本に、15開催85日間の全日程を門別競馬場においてナイター開催する。門別競馬場への入場については現在のところ、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、場内滞留人数の上限を1300名(事前応募なし)としている。

 開幕初日の13日は、開幕ファンサービスとして先着500名に「ホッカイドウ競馬2022レーシングカレンダー」、「ロングライフ牛乳」などの開幕記念セットをプレゼントする来場者プレゼントを実施。開幕週の13、14日には、準重賞ひだかオープンの実施を記念して、日高町のウマいものや特産品を販売する日高町特産市が開催される。

 注目の2歳戦は14日の第6競走。距離1100mで1着賞金300万円のJRA認定競走、スーパーフレッシュチャレンジ競走1が予定されている。