馬産地ニュース

門別競馬場で3回目の競走能力・発走調教検査

  • 2022年03月30日
  • この日の一番時計となる50.1秒を計測したノーサイド
    この日の一番時計となる50.1秒を計測したノーサイド
  • ニシケンモノノフ産駒のモノノフブルーはタイム差なしの2位入線
    ニシケンモノノフ産駒のモノノフブルーはタイム差なしの2位入線
  • サトノクラウン産駒のカネミツエースはタイム差なしの2位入線
    サトノクラウン産駒のカネミツエースはタイム差なしの2位入線

 3月24日、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、ホッカイドウ競馬の今年3回目の競走能力・発走調教検査が行われた。

 天候晴れ、稍重の馬場コンディションで行われたこの日の検査には、2歳馬69頭、3歳馬10頭、4歳馬5頭の合計84頭がエントリー。2歳馬は800mで12競走、3歳、4歳馬は1000mで3競走の合計15競走が組まれ、2歳馬は競走除外と基準タイムの57.0秒に達しなかった2頭を除く67頭、3歳馬は10頭、4歳馬は5頭の合計82頭が合格した。

 2歳馬の一番時計は第3競走に出走したノーサイド。スタートしてから徐々に先頭に立つと、最後までしっかりと走り切り50.1秒でゴール板を駆け抜けた。

 ノーサイドは父がグランデッツァ、母がパンパードサマー、母の父がショウナンカンプという栗毛の牡馬。伊藤裕一氏の所有馬、川島洋人厩舎の管理馬、新ひだか町静内豊畑にある原ファームの生産馬になる。

 2歳新種牡馬の産駒では、第2競走にレッドファルクス、第5競走にベストウォーリア、第6競走にファインニードル、レガーロ、シャンハイボビー、第7競走にレーヴミストラル、第9競走にプレティオラス、ニシケンモノノフ、ダンスディレクター、第10競走にサトノクラウン、プレティオラス、マインドユアビスケッツ、第12競走にベストウォーリア、サトノクラウンの産駒が出走した。

 ホッカイドウ競馬が発表した令和4年度2歳馬概定番組によると、2歳戦は302競走を予定。重賞競走は1着本賞金3500万円のJBC2歳優駿(Jpn3)、同じく2000万円のエーデルワイス賞(Jpn3)など11競走、特別競走は1着本賞金220万円のウィナーズチャレンジが14競走など全24競走、JRA認定競走は、1着本賞金300万円のスーパーフレッシュチャレンジが2競走、同じく250万円のフレッシュチャレンジ(1~3回)が17競走、同じく220万円のフレッシュチャレンジ(4回以降)が36競走、同じく120万円のアタックチャレンジが35競走の最大90競走となっている。