門別競馬場で2回目の競走能力・発走調教検査
3月17日、ホッカイドウ競馬は日高町富川駒丘にある門別競馬場において、今年2回目となる競走能力・発走調教検査を行った。
天候曇、馬場コンディション不良で行われた2回目の検査には、2歳馬52頭、3歳馬3頭、4歳馬2頭の合計57頭が出走。2歳馬は9競走。3、4歳馬は2競走の合計11競走が組まれた。
検査は午後12時にスタート。2歳馬は出走した52頭全頭が800mを57.0秒以内で走破し検査に合格した。
この日の2歳馬の一番時計は第1競走に出走したダンストンムートと第2競走に出走したリコシェの2頭。2頭の走破タイムは50.4秒だった。
第1競走のダンストンムートは、父がシニスターミニスター、母がレークサイドカフェ、母の父がマンハッタンカフェという血統。牝の黒鹿毛で伊藤治子氏の所有馬、米川昇厩舎の管理馬、新ひだか町静内の原ファームの生産馬になる。
第2競走のリコシェは、父がホッコータルマエ、母がユーリカ、母の父がクロフネという血統。牝の鹿毛で泉俊二氏の所有馬、佐々木国明厩舎の管理馬、日高町清畠の木村牧場の生産馬になる。
注目の本邦2歳新種牡馬では、第1競走にタリスマニック、第2競走にミッキーロケット、第3競走にタリスマニックとベストウォーリアとニシケンモノノフ、第4競走に本年から日本軽種馬協会の所有馬になり鹿児島県にある九州種馬場で種牡馬生活を送っているネロ、第5競走にリアルスティール、第6競走にインカンテーションとビーチパトロール、第8競走にベストウォーリア、第9競走にリアルスティールとサトノダイヤモンドの産駒が出走。そのなかでは第6競走のインカンテーション産駒、ルーンファクターが1位入線を果たした。また、第4競走のネロ産駒パクスロマーナは、1位入線と同タイムとなる51.3秒で2位入線した。
3回目の検査は3月24日を予定している。