ひだか馬の絵コンテスト入賞作品展示
2月1日から8日、苫小牧市末広町にある苫小牧市立中央図書館正面入り口エントランスホールにおいて、令和3年度ひだか馬の絵コンテスト入賞作品展示会が開催された。
このコンテストは北海道日高振興局が主催。馬産地に住む日高管内や東胆振管内に住む子どもたちに、身近にいる馬の絵を描くことにより、馬に親しみや関心を持ってもらおうと2004年より実施。18回目を迎えた今回は、日高町、平取町、新ひだか町、新冠町、浦河町にある10の小学校、苫小牧市、安平町にある8つの小学校の児童から、合わせて202点の応募があった。202点というのは昨年より80点ほど増え、ここ3年では最も多い応募という。
応募作品は浦河町在住の新道展会員である田中郁子氏を審査委員長に、北海道日高振興局北村英則振興局長、JRA日高育成牧場石丸睦樹場長、ひだか東農業協同組合笹島政信代表理事組合長らが審査。馬のかわいらしさ、美しさ、力強さ、たくましさ、やさしさといった、馬の魅力を十分に表現されているかなどを総合的な視点から審査し、最初に27点を選出。さらに2次審査で大賞1点、優秀賞5点、入賞6点の合計12点を選んだ。
大賞に選ばれた「仲良し親子」は、苫小牧市錦岡小学校6年の梅庭紅花さんの作品。やわらかで繊細なタッチと絶妙な色合いで、母親と子馬のなかの良さそうな感じとやさしさがあふれている。
エントランスホールでは、大賞に選ばれた「仲良し親子」のほか、優秀賞の「ぱかぱかはしるうま」、「子馬といっしょに走る馬」、「ぼく場で走る馬」、「馬の絵」などの入賞作品12点を展示。図書館を訪れた市民は足を止め、児童が描いた力作を熱心に鑑賞していた。
展示会はその後、2月8日から14日まで新ひだか町静内末広町にあるイオン静内店2階特設ホールにて、2月15日から22日まで苫小牧市柳町にあるイオンモール苫小牧2階フードコートブリッジにて開催。3月1日から7日までは浦河町大通にある浦河町総合文化会館1階ロビーにおいて開催される。
なお、会場では12点の入賞作品を一枚にまとめた、2022年ひだか馬の絵カレンダーも併せて無料配布される。