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シュウジが岡田牧場へ移動

  • 2021年11月22日
  • 4世代連続重賞勝利の期待を担う
    4世代連続重賞勝利の期待を担う
  • 岡田牧場に到着したシュウジ
    岡田牧場に到着したシュウジ
  • 力強い歩様を見せてくれた
    力強い歩様を見せてくれた

 2016年阪神カップ(G2)などに優勝したシュウジ(牡8歳 栗東・昆貢厩舎)が2021年11月5日付で競走馬登録を抹消。2022年シーズンから北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となるために、同町の岡田牧場へと移動した。

 同馬は父キンシャサノキセキ、母はキングマンボ産駒のカストリアという血統。2013年、日高町の浜本牧場による生産馬だ。

 2歳7月に中京競馬場でデビューし、新馬、中京2歳S、そして小倉2歳(G3)と3連勝。その後も持ち前のスピードを武器に活躍。途中、左第1指骨の剥離骨折で休養を余儀なくされた時期もあったが、不屈の精神力で復活。前記阪神カップ(G2)優勝ほかデイリー杯2歳S(G2)2着、キーンランドC(G3)2着、函館スプリントS(G3)2着など消長の激しい芝短距離界で長く活躍する一歩で、ダート1200mの千葉Sに勝ったほか、カペラS(G3)3着など芝、ダートを問わずに活躍した。通算成績は41戦5勝2着5回3着6回(NAR1戦含む)。獲得賞金は279,638,000円。

 父キンシャサノキセキは2010年の最優秀短距離馬。現役時代は31戦12勝。高松宮記念(G1)2連覇ほか阪神カップ(G2)2連覇、スワンS(G2)、オーシャンS(G3)など重賞7勝ほか、スプリンターズS(G1)2着2回、高松宮記念(G1)2着、NHKマイルC(G1)3着と活躍した。

 現役引退後、2011年から社台スタリオンステーションで種牡馬となり、本馬ほかモンドキャンノ(京王杯2歳S(G2))ガロアクリーク(スプリングS(G2))ルフトシュトローム(ニュージーランドT(G2))ベルーガ(ファンタジーS(G3))ほかサクセスエナジー(東京盃(Jpn2)、さきたま杯(Jpn2)などダートグレード6勝)ヒラボクラターシュ(佐賀記念(Jpn3))など芝ダート問わずに活躍馬を送っている。

 母カストリアは米国産。自身は米国で6戦して未勝利ながらも叔父ディキシーウインク(米 フューチュリティS(G2)3着)で祖母モアシルヴァーは米国産でリステッドレース2着2回。近親にはセニョーラシモナ(ベネズエラ3歳牝馬チャンピオン)セニョールアクナ(ベネズエラチャンピオンスプリンター)がいるファミリー。

 岡田牧場の岡田社長は「血統にも造詣が深く、熱心な安原オーナーに初めて重賞タイトルをもたらしてくれた馬です。筋肉量にも恵まれ、高い能力を持っていた馬だと思っています。2歳の早い時期から活躍し、3歳で古馬を一蹴。古馬になってからはダートでも活躍してくれました。その能力を産駒に伝えてほしい」と、無事の到着に胸を撫でおろしながら、来シーズンに向けて期待を膨らませている。