新ひだか町立山手小学校6年生が厩舎作業とエサづくりを体験
11月2日、新ひだか町静内山手町にある新ひだか町立山手小学校(加我盛生校長)6年生が、新ひだか町静内真歌にあるライディングヒルズ静内において、厩舎作業とエサづくりを体験した。
これは山手小学校が行う体験学習のひとつ。10月21日の乗馬体験に続く2回目で、一般社団法人umanowaが協力している。
児童を出迎えたライディングヒルズ静内の荻野さんは「前回は馬に乗ることを体験しましたが、今回は馬のふだんの生活、お部屋のお掃除や食べるものについてです。このふたつはとても大事なことで、みんなも部屋がきたなかったりごはんがおいしくないのは嫌だとおもいます。危ない道具も使いますのでやるときはしっかりやって、楽しくやることは楽しくやってください」とあいさつ。児童は2班に分かれてエサづくりと厩舎作業に取りかかった。
エサづくりについて荻野さんは「馬の主食は草になります。ここの馬は運動もするので草以外にも栄養のあるものを与えます。配合飼料だったり、栄養価の高いマメ科の発酵飼料、塩などです。発酵飼料はみんなが食べる納豆やキムチみたいなものです。馬もみんなと同じようにおなかが痛くなることがあります。発酵飼料はお通じをよくするためのものです」と説明。児童は馬がどんなエサを食べているのかカメラで撮影し、エサの種類を用紙に書き込んだ。
厩舎作業は大村さんと倉井さんが説明。寝藁を掃除するフォーク、ボロを取る道具の使い方を教えて、児童にやってみせた。児童は慣れない手つきでフォークを握って敷き藁を移動させた。排泄物の猛烈なにおいに思わず鼻をつまむ児童もいた。
最後は全員で馬クイズを実施。「寝わらを持ち上げるために使った道具の名前は?」、「馬のウンチは何と呼ばれている?」、「きゅう舎の入り口から2番目にいる白い馬の毛色の種類は?」、「メスでもオスでもない、去勢した馬は何と呼ばれている?」、「ライディングヒルズ静内にいる馬は全部で何頭?」といった問題に取り組んだ。