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イーストスタッドが一般見学を開始

  • 2021年10月11日
  • イーストスタッドの見学期間は10月31日まで
    イーストスタッドの見学期間は10月31日まで
  • 新種牡馬のハッピースプリント
    新種牡馬のハッピースプリント
  • 日本ダービー馬のロジャーバローズ
    日本ダービー馬のロジャーバローズ
  • 新種牡馬のスマートオーディン
    新種牡馬のスマートオーディン

 10月1日、浦河町西幌別にあるイーストスタッドは、種牡馬の一般見学を再開した。見学期間は10月1日から10月31日まで。時間は午前10時から午前11時までの1時間で、見学には事前予約が必要になる。

 イーストスタッドは本来なら9月10日から今年の一般見学を開始する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、8月27日から北海道に緊急事態宣言が発令されたため白紙に。9月30日に解除されたことから10月1日から開始した。

 イーストスタッドは1991年に産声をあげ今年で開場30周年を迎えた。区切りの年となった2021年は、新種牡馬としてオーヴァルエース、キタノコマンドール、サングラス、スマートオーディン、ハッピースプリントがスタッドイン。新入厩馬としてエイシンヒカリとスピルバーグがラインナップに加わり、バリエーションに富んだ豪華な顔ぶれになった。

 また、来年からは2020年カルティエ賞最優秀2歳牡馬を受賞したヴァンゴッホの種牡馬入りも決定。10月1日には2019年の日本ダービー(G1)をレコード勝ちしたロジャーバローズもアロースタッドから入厩している。

 繋養種牡馬の産駒の活躍も目覚ましく、トゥザグローリー産駒のカラテは東京新聞杯(G3)、マジェスティックウォリアー産駒のスマッシャーはユニコーンS(G3)、サンライズホープはシリウスS(G3)、バンブーエール産駒のキャッスルトップはジャパンダートダービー(Jpn1)、ディープスカイ産駒のクリンチャーは佐賀記念(Jpn3)、名古屋大賞典(Jpn3)に優勝。北海道市場においても高額で取引される産駒が数多く見受けられる。

 見学方法は訪問日前日までに公式ツイッターのダイレクトメッセージもしくは電話にて見学申込み。訪問日、代表者名、人数、電話番号を伝える。見学方法は広大な放牧地を徒歩で自由にめぐるスタイル。悪天候の場合は見学中止になる場合もある。見学当日は午前10時までに見学者用駐車場に集合する。また、入場者はマスクを着用。場内のトイレは使用不可となっている。