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アロースタッドにダノンプレミアムがスタッドイン

  • 2021年09月16日
  • スタッドインしたダノンプレミアム
    スタッドインしたダノンプレミアム
  • 元気な姿でアロースタッドに到着した
    元気な姿でアロースタッドに到着した
  • 2歳時は3戦3勝でJRA賞最優秀2歳牡馬を受賞した
    2歳時は3戦3勝でJRA賞最優秀2歳牡馬を受賞した
  • ディープインパクトの後継として期待は大きい
    ディープインパクトの後継として期待は大きい

 9月10日午前10時過ぎ、新ひだか町静内田原にあるアロースタッドに、来年から種牡馬として繋養されるダノンプレミアムが、元気な姿でスタッドインした。

 ダノンプレミアムは父がディープインパクト、母がインディアナギャル、母の父がインティカブという血統。牡6歳の青鹿毛で新ひだか町三石川上にあるケイアイファームの生産馬となる。

 ダノンプレミアムは(株)ダノックスの所有馬、栗東の中内田充正厩舎の管理馬として現役生活を送り、競走成績は15戦6勝2着2回3着1回、国内総獲得賞金は418,129,000円。

 2017年6月のメイクデビュー阪神でデビュー勝ちを収めると、続くサウジアラビアロイヤルC(G3)でステルヴィオらを抑えてレースレコードで重賞初制覇。1番人気に支持された朝日杯フューチュリティS(G1)では、ステルヴィオ、タワーオブロンドン、ケイアイノーテック、ダノンスマッシュといったのちのG1ホースらを相手に、危なげないレース運びでレースレコードで駆け抜けG1初制覇を飾った。3戦3勝で終えた2歳シーズンは、290票中275票を集めJRA賞最優秀2歳牡馬を受賞した。

 3歳時は始動戦の弥生賞(G2)でワグネリアンを寄せ付けず快勝。デビューからの連勝記録を4まで伸ばした。古馬になってからは金鯱賞(G2)、マイラーズC(G2)を連勝。今年7月1日付で競走馬登録を抹消し現役生活にピリオドを打った。

 スタッドインに同行したケイアイファームの加藤健獣医師は「自分たちが手掛けた馬が競馬場で活躍して、こうして種牡馬になってくれるのはとてもうれしいです。生まれた時からバランスの良いパワフルな体をしていたので期待はしていました。登録を抹消してからはケイアイファームで静養していたので、とても良いコンディションで送り届けることができました。芝でもダートでも距離が短くても長くてもカテゴリーは問いませんが、とにかく走る産駒を出してほしいですね。そしてたくさんの方から愛される種牡馬になってほしいです。種付料はいくらになるかわかりませんが、たくさんの方々が付けやすいような価格になるとおもいます」と話した。