馬産地ニュース

門別競馬場で「びらとりDay」

  • 2021年08月06日
  • 門別競馬場で行われたびらとりDay
    門別競馬場で行われたびらとりDay
  • 平取中学校吹奏楽部によるファンファーレ演奏
    平取中学校吹奏楽部によるファンファーレ演奏
  • スタジオで平取町をPRする遠藤桂一町長
    スタジオで平取町をPRする遠藤桂一町長

 8月4日、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、ホッカイドウ競馬「びらとりDay」が開催された。

 びらとりDayは今年で6回目。平取町の基幹産業のひとつである競走馬生産や平取町の名産品、観光施設などをPRすることを目的に、平取町、平取軽種馬生産振興会らが中心となって2016年から行っている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止となり、2年ぶりの開催となった。

 門別競馬場では平取町の名産品のひとつであるトマトを原材料としたトマトジュースを300本用意して来場者に配布。門別競馬場の全12競走のうち、第5競走のJRA認定フレッシュチャレンジ競走と第8競走のJRA交流競走を除く10の競走を、平取町にちなんだ競走名で実施した。

 各競走の発走前には場内のモニターやゴール板前の大型ビジョンで、それぞれの競走名の由来になった、平取町を流れる日本一の清流として知られる沙流川、質の良い温泉と地元緒食材を使用した料理が評判のびらとり温泉上手い宿「ゆから」、平取町のブランド豚として知られるびらとり黒豚、8月23日から新ひだか町静内神森の北海道市場で開催されるサマーセールに上場される平取町産馬、平取町の史跡のひとつとして知られる義経神社、日本一の出荷量を誇るびらとりトマトやその加工品をブランド化したニシパの恋人などを紹介。第9競走の協賛競走、平取町軽種馬生産振興会賞では、第5回びらとり馬の絵コンテストで入選した3人の小学生がプレゼンターを務めた。

 また、第12競走の平取町協賛平取町長杯「平取すずらん」特別では、今年の第66回日胆地区吹奏楽コンクールにおいて見事銀賞を獲得した平取中学校吹奏楽部がファンファーレを演奏。放送席には遠藤桂一町長が出演し、特産品のびらとりトマト、びらとり和牛、アイヌ文化の振興といった平取町の特色を紹介し「これからも平取町軽種馬生産振興会と一緒に軽種馬振興に取り組んでまいりますので、いまはコロナの状況が大変ですが、これが収まりましたら、是非とも門別競馬場に足を運んでいただきまして、生のレースを、ライブで見ていただきたいです。そして、併せて、平取町にもぜひお越しいただきたいです」とPRした。