馬産地ニュース

平取町軽種馬生産振興会が第5回びらとり馬の絵コンテスト表彰式

  • 2021年08月06日
  • 表彰された4人の受賞者
    表彰された4人の受賞者
  • 挨拶する船越伸也平取町軽種馬生産振興会会長
    挨拶する船越伸也平取町軽種馬生産振興会会長
  • 門別競馬場での入選作品展示会
    門別競馬場での入選作品展示会

 8月4日、平取町軽種馬生産振興会(船越伸也会長)は、日高町富川駒丘にある門別競馬場のAスタンド3階来賓室において、第5回びらとり馬の絵コンテストの表彰式を開催した。

 びらとり馬の絵コンテストは、平取町内の小学生を対象に、「馬」の絵の制作を通じて馬への親しみや関心をもってもらい、作品を公共施設等にて展示することにより、地域住民に広く観てもらい、平取町の「馬」に関わる地域文化の定着を図る目的で2017年から実施。平取町軽種馬生産振興会が主催し、平取町、平取町教育委員会、びらとり農業協同組合、日高軽種馬農業協同組合、ホッカイドウ競馬が後援している。5回目を迎えた今年は63作品の応募があったという。

 コンテストでは、振興会長、町長、教育長、JAびらとりの4名が審査員となり、63点の作品から入賞作品10点を選定。入賞作品は、平取町本町にある「ふれあいセンターびらとり」で7月20日から26日まで、門別競馬場で7月27日から8月4日まで展示された。

 表彰式はホッカイドウ競馬の「びらとりDAY」の日程に合わせて開催。主催者や後援団体、受賞者とその家族らが出席した表彰式で船越会長は「今年で第5回目となります、びらとり馬の絵コンテストの作品を募集したところ、63点もの応募がありました。どの作品も力作で素晴らしいものばかりでした。その中から特別賞を4点、優良賞を6点選びました。受賞したみなさん、どうもおめでとうございます。どの業界もそうですが、わたしたちの競馬サークルも後継者不足、働いてくれる人材の不足の状況です。このような地元の馬の仕事について少しでも知ってもらうことで、みなさんが将来、馬の仕事に興味を持っていただけたらうれしくおもいます。最後になりますが、今回の開催にあたりまして、平取町様、平取町教育委員会様、びらとり農業協同組合様、日高軽種馬農業協同組合様、そして会場を貸していただいた北海道軽種馬振興公社様に、心から御礼申し上げます」とあいさつした。

 続いて、平取町軽種馬生産振興会会長賞を受賞した「親子の馬」を描いた振内小学校6年生の福澤ことりさん、平取町長賞を受賞した「親子の馬」を描いた平取小学校6年生の相田琴音さん、平取町教育賞を受賞した「歩き続ける馬」を描いた振内小学校5年生の川上莉子さん、JAびらとり賞を受賞した「うまがはしっているよ」を描いた振内小学校1年生の太田龍太さんを表彰。受賞者には表彰状や賞品が贈られた。