馬産地ニュース

ひだかうまキッズ探検隊2021がスタート

  • 2021年07月02日
  • ひだかうまキッズ探検隊2021に入隊した小学生
    ひだかうまキッズ探検隊2021に入隊した小学生
  • 今年で5年目を迎えたひだかうまキッズ探検隊
    今年で5年目を迎えたひだかうまキッズ探検隊
  • 保護者へはプログラム内容や注意点が説明された
    保護者へはプログラム内容や注意点が説明された

 6月29日夕方、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowaが企画・運営する「ひだかうまキッズ探検隊2021」の事前説明会が、新ひだか町役場3階第一会議室で開催された。

 ひだかうまキッズ探検隊は、馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」取り組み。日高管内のさまざまな馬に関わる場所へ行き、自分の目で見て知ることができるプログラムで2017年から行われている。5年目を迎えた今年は、新ひだか町の小学校に通う3年生から6年生の19人が入隊。説明会には18人のキッズと保護者が出席した。

 第一会議室に集まった18人は、初顔合わせながらすぐに打ち解け、思い思いに自分の名札を作成。さらに「幼稚園のときに行事で馬に乗ってたのしかったから」、「馬が好きだから」、「馬に乗ってみたいから」、「うまにえさをあげたいと思ったから」、「馬のことをもっと知りたいから」、「お母さんからうまキッズ探検隊に入らない?と勧められたから」などと、ひだかうまキッズ探検隊に入った理由を書き込んだ。最後は18人が輪になってなまえや好きな食べ物を交えた自己紹介を行い、コミュニケーションを深めた。

 保護者へはひだかうまキッズ探検隊の取り組みや今年のプログラムについて紹介。プログラムに参加する際の注意点なども説明された。

 今年のひだかうまキッズ探検隊は、7月17日のライディングヒルズ静内からスタート。「馬と仲良くなろう」をテーマに、ライディングヒルズ静内のポニーの手入れや馬を曳いて歩く体験が予定されている。以降は、ノルマンディーファームでの現役競走馬と繁殖牝馬の見学、アロースタッドでの種牡馬見学、矢野牧場で競走馬の生産牧場見学、服部牧場で競走馬の生産牧場見学と厩舎作業体験、白井牧場やダーレー・ジャパンでの引退競走馬の見学、JRA日高育成牧場での競走馬の馴致の見学、競走馬の生産からせり上場までを学ぶことができる全国唯一の高等学校として知られる北海道静内農業高等学校の見学、門別競馬場でのホッカイドウ競馬観戦、イノウエ・ホース・クリニックで獣医師の仕事見学、国立大学法人北海道大学北方生物圏フィールド科学センター静内研究牧場の山で過ごすどさんこ見学、チェリーフィールズでの馬の撮影会など、合計12回のプログラムが組まれている。