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ウインズ札幌がリニューアル

  • 2021年06月01日
  • リニューアルしたウインズ札幌
    リニューアルしたウインズ札幌
  • さっぽろ地下街からの入り口
    さっぽろ地下街からの入り口
  • 5月10日で閉館となったウインズ札幌B館
    5月10日で閉館となったウインズ札幌B館

 5月15日、札幌市中央区にあるウインズ札幌がリニューアルオープンした。リニューアル初日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、通常とは異なる体制で営業を開始。また。翌16日からは北海道で緊急事態宣言が発令されたため営業を休止した。

 ウインズ札幌は1979年に現在の所在地に発売専用のA館、狸小路に払戻専用のB館を開設。1986年からA館、B館の両館において発売・払戻を開始した。1987年にはA館4階とA館横のアーバンビル5・6階のアーバン館に、ウインズ初の有料フロアとなる「エクセルフロア」を開設。2017年にはB館とアーバン館の改修工事を行った。A館の改築工事は2018年6月に開始。今年3月に竣工した。

 リニューアルしたウインズ札幌は、地下2階、地上8階の鉄骨造で、延べ床面積は15,950.85m2。ライブ感あふれる観戦スペース、高級感あるエクセルフロア、開放的な空間が特徴で、「札幌の真ん中に、夢がある。」というキャッチフレーズが付けられた。

 天井が高く開放感がある1階には、約216インチのモニター、一般エリアの7階には140インチのモニターを設置。4階は立食型のイートインスペース、5階は有料指定席エリアで1席500円の指定席が130席、6階はエクセルフロアでJRA北海道エリア初の「UMACAシート」が設置された。UMACAシートは226席で1席2000円、グループルーム3部屋で1部屋4,000円となる。7階には椅子席154席、テーブル席16席がある。

 窓口数は自動発売機71台、自動発売・払戻機30台、有人窓口4窓、受付窓口7窓の合計112窓。キャッシュレス端末は2階・6階・7階に、UMACA投票機39台、UMACA入出金機10台、UMAポート端末は2階から7階に各2台設置された。

 ウインズ札幌のリニューアルに伴い、B館とアーバン館エクセルフロアは5月10日をもって閉館。長年、ファンに愛され続けてきたB館は41年の歴史に幕を下ろした。

 ウインズ札幌は北海道に発令された緊急事態宣言が6月20日まで延長されたため、6月5日以降も引き続き営業休止となる。