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若杉朝飛騎手がホッカイドウ競馬でデビュー

  • パドックで騎乗する若杉朝飛騎手
    パドックで騎乗する若杉朝飛騎手
  • デビュー戦は6着だった
    デビュー戦は6着だった
  • 師匠の櫻井拓章調教師と紹介式に臨んだ
    師匠の櫻井拓章調教師と紹介式に臨んだ

 4月14日、2021年のホッカイドウ競馬が開幕した日高町富川駒丘にある門別競馬場において、櫻井拓章きゅう舎所属の新人騎手、若杉朝飛騎手がデビューした。

 若杉騎手は長野県出身の18歳。身長は161.7㎝で体重は46.9kg。ホッカイドウ競馬における新人騎手のデビューは、2019年の小野楓馬騎手以来2年ぶりになる。

 若杉騎手は中学生の時に家族で見に行った中京競馬場で騎手の姿にあこがれて騎手になることを志願。地方競馬第101期騎手候補生として2年間、地方競馬教養センターで研鑽を積んだ。長野県の出身ながら、一度訪れた北海道で、門別競馬場の環境が良いと思い、自ら志願してホッカイドウ競馬を選んだという。

 初騎乗は第1競走、3歳以上C4‐4のダート外回り1000mで10頭立て。6番人気のハーモニードリーム(牡8歳、佐藤英明厩舎)に53.0kgで騎乗した。若杉騎手はパドックで騎乗合図がかかると緊張した面持ちでパートナーに騎乗。期待と不安が入り混じるなか、胸を張って本場馬へと向かった。

 デビュー戦はスタートで立ち遅れたものの、最後の直線で追い込み6着でゴール。初騎乗を終えた若杉騎手は「無事に回ってこれてほっとしています。ほかの馬に迷惑をかけなかったのは良かったのですが、ちょっと外を回りすぎたところは反省して、次に生かしたいとおもいます。緊張8割、楽しさ2割でした。目標とする騎手は岩橋勇二騎手です。これからはレースに慣れていくようにして、一鞍一鞍、丁寧に、大事に騎乗していきたいです」と語った。

 デビュー戦を見守った師匠の櫻井調教師は、騎乗を終えた若杉騎手に早速アドバイス。厳しい言葉を送るも、その瞳は愛弟子を思うやさしさに包まれていた。

 第5競走の本場馬入場後には、ウィナーズサークルにおいて岩杉騎手の紹介式を開催。「これからも一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします」とあいさつすると、スタンドから温かい拍手が送られた。

 若杉騎手はホッカイドウ競馬で若さにあふれ、そして、希望に満ちた騎乗を見せてくれるだろう。