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日高軽種馬共同育成公社で北海道トレーニングセールのビデオ撮影とアナボリックステロイド検査用採血

  • 日高軽種馬共同育成公社で行われた調教ビデオ撮影
    日高軽種馬共同育成公社で行われた調教ビデオ撮影

  • 屋内馬場で準備運動する上場予定馬
    屋内馬場で準備運動する上場予定馬
  • タイム計測する日高軽種馬農業協同組合職員
    タイム計測する日高軽種馬農業協同組合職員

 4月8日と9日の2日間、北海道市場を主催する日高軽種馬農業協同組合は、新冠町節婦にある日高軽種馬共同育成公社において、北海道トレーニングセール上場馬のビデオ撮影とアナボリックステロイド検査用の採血を行った。

 ビデオ撮影には、8日に41頭、9日に47頭の合計88頭が参加。日高軽種馬共同育成公社にある砂厚10㎝、勾配2%のダート1200mで行われ、ラスト1ハロンのタイムを計測した。

 2日間を通して最も速いタイムを計測したのは、上場番号138番のモアスマイル2019で11.00秒。牡の鹿毛で父はカレンブラックヒル、母の父はホワイトマズル。販売申込者・所有者、飼養者とも日高町幾千世の(株)門別牧場になる。

 2番目に早かったのは、上場番号113番のマサカーネ2019で11.08秒。牡の芦毛で父はジョーカプチーノ、母の父はトワイニング。こちらも販売申込者・所有者、飼養者とも日高町幾千世の(株)門別牧場になる。

 3番目は上場番号28番のカシマフラワー2019で11.17秒。牝の鹿毛、父はモーリス、母の父はヘクタープロテクターという血統で母はエーデルワイス賞(G3)優勝馬だ。販売申込者・所有者、生産牧場は平取町二風谷にある(有)北島牧場、飼養者は日高町富川北のエイトステーブルになる。

 88頭のうち11秒台は61頭、12秒台は24頭、13秒台は3頭。当日の馬場コンディションの影響もあり、12秒台は9日に集中した。

 ビデオ撮影の様子を心配そうに見学していた日高町の販売申込者は「トレーニングセールまで1か月あります。ここで目一杯走るとそのあとダメージが残ると考えていますので、今日は追わずに持ったままで走ってくるよう騎乗者には指示をしてます。それでも楽に11秒台を出しているのでよい走りを披露できたと思います。去年は新型コロナウイルス感染拡大のためトレーニングセールが中止となり、私たちも大きな影響を受けました。今年もコロナの感染拡大は終息しませんので不安ですが、なんとかせりが開催されることを祈るばかりです」と話した。