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浦河高校写真部BTCフォトコンテスト作品を浦河町図書館入口に展示

  • 2021年04月19日
  • 4月12日まで開催された第4回BTCフォトコンテスト作品展
    4月12日まで開催された第4回BTCフォトコンテスト作品展
  • 理事長賞など4つの入選作品
    理事長賞など4つの入選作品
  • 浦河高等学校写真部と公益財団法人軽種馬育成調教センターについての紹介
    浦河高等学校写真部と公益財団法人軽種馬育成調教センターについての紹介

 3月4日から4月12日まで、公益財団法人軽種馬育成調教センターは、「第4回浦河高等学校写真部BTCフォトコンテスト作品展」を、浦河町大通にある浦河町立総合文化会館1階玄関ホール(図書館入口付近)において開催した。

 センターでは平成29年より浦河高校写真部によるBTCフォトコンテストを開催。4回目となった撮影は、令和2年7月から10月の土曜日や祝日、夏休みを利用した。撮影においては、昨今の新型コロナウイルス感染症の対策として、撮影人数の制限やマスクの着用、アルコール消毒などを実施した。例年に比べ撮影できる機会が少なかったにもかかわらず、部員それぞれの個性や感性を活かした力作ぞろいの作品が提出されたという。

 作品展では部員から応募された作品から、センターの役職員の投票で選ばれた理事長賞、優秀賞、JRA賞といった入賞作4点を含め全38の写真を展示。センターの施設で調教中のカットを中心に、サラブレッドの躍動感あふれる動きを表現した作品やイメージカット、人と馬の信頼関係を描いた作品などに、訪れた町民は目を奪われた。これらの作品は浦河町内の施設で展示するほか、センターのプロモーション用にも使用されるという。

 また、作品展では浦河高校写真部や公益財団法人軽種馬育成調教センターについてのパネルも展示された。

 浦河高校写真部は平成27年に写真同好会として設立。平成29年に部員が20名近くになり、念願だった写真部に昇格した。個々の感性や技術力を磨きながら、撮影や作品制作を続け、撮りたいと思ったものを撮る、その一瞬を見つけるために切磋琢磨している。

 これまでにBTCフォトコンテストのほか、学校内での校舎風景、日常生活、部活動、学校行事などの撮影、浦河町、様似町、新ひだか町での校外展の実施、浦河町内の施設やイベントでの作品展示、各種コンテストへの出品、ホームページ写真提供、ふるさと納税謝礼はがき写真提供といった浦河町との連携などを行っている。

 令和2年度の部員数は40名。昨年度の高文連苫小牧支部大会では2つの優秀賞、9つの入選、3つの佳作を受賞、高文連全道大会では2つの入選と3つの佳作を受賞している。